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「デイシュ」の版間の差分

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'''''''''Däišü'''? - [[ ()|]]9[[1218 ()|1218]][[1306]][[13]][[ ()|]][[]][[]][[]][[]]寿[[]][[]]Tāshī āīshīتاشی طایشی[[]]-[[]]vilāyat-ʿahd<ref>1995, 118</ref>

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== 概要 ==

== 概要 ==

デイシュの母については史料間で違いがあり、『元史』后妃伝では[[コンギラト]]部出身の[[シリンダリ]]皇后とし、『集史』/『[[ワッサーフ|ワッサーフ史]]』では[[バヤウト]]部出身の[[ブルガン]]皇后としている。しかし、『元史』后妃伝の「大徳3年10月、(失憐答里)立為后。生皇子徳寿、早薨」という記述はまず皇后となった人物を取り違えている(実際に大徳三年に皇后となったのはブルガン)など問題があり、『[[山居新話]]』や『[[輟耕録]]』といった漢文史料でもデイシュの母をブルガン(卜魯罕)としていることなどから、ブルガン・ハトゥンがデイシュの母であると考えられている<ref>宇野1999, 63-64頁</ref>


[[]][[]][[|]][[]][[]]310寿[[]][[]]{{sfn||1999|p=63-64}}


『元史』によると、デイシュは[[大徳 (元)|大徳]]9年6月5日(新暦[[1305年]]6月27日)、テムルによって皇太子とされ、このことは詔によって天下に告げられた<ref>『元史』巻21成宗本紀4,「大徳九年六月庚辰、立皇子徳寿為皇太子、詔告天下」</ref>。『ワッサーフ史』ではブルガンの専横に反感を抱く重臣らの反対工作があったにもかかわらず、テムルにより「統治の代理者」に任ぜられたと記されている。

『元史』によると、デイシュは[[大徳 (元)|大徳]]9年6月5日(新暦[[1305年]]6月27日)、テムルによって皇太子とされ、このことは詔によって天下に告げられた<ref>『元史』巻21成宗本紀4,「大徳九年六月庚辰、立皇子徳寿為皇太子、詔告天下」</ref>。『ワッサーフ史』ではブルガンの専横に反感を抱く重臣らの反対工作があったにもかかわらず、テムルにより「統治の代理者」に任ぜられたと記されている。



しかし、皇太子となって僅か半年後の12月18日(1306年1月3日)に、デイシュは亡くなった<ref>『元史』巻21成宗本紀4,「大徳九年十二月庚寅……皇太子徳寿薨」</ref>。皇太子とされた直後の死であり、テムルの死後に新しいカーン(武宗と仁宗)の母として実権を握ったダギが関与していたのではないかとする説もある<ref>宇野1999, 41-42頁</ref>


1218130613<ref>214,寿</ref>{{sfn||1999|p=41-42}}



[[ ()|]][[]][[]][[]][[]][[|]]西[[]]<ref>1971, 175</ref>

[[ ()|]][[]][[]][[]][[]][[|]]西[[]]<ref>1971, 175</ref>



使<ref>1971, 180</ref>[[]][[]]<ref>1995, 145</ref>

使<ref>1971, 180</ref>[[]][[]]{{sfn||1995|p=145}}


== 脚注 ==

== 脚注 ==


2024年4月16日 (火) 07:42時点における最新版


Däišü? - 91218130613寿Tāshī āīshīتاشی طایشی-vilāyat-ʿahd[1]

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310寿[2]

9651305627[3]

1218130613[4][5]

西[6]

使[7][8]

[]



(一)^  1995, p. 118.

(二)^  1999, p. 63-64.

(三)^ 214,寿

(四)^ 214,寿

(五)^  1999, p. 41-42.

(六)^ 1971, 175

(七)^ 1971, 180

(八)^  1995, p. 145.

[]


 : 020199931-68CRID 1390853649750914816doi:10.15021/00003522ISSN 0288-190X 

 : ()341995392-150CRID 1050282677039186304hdl:2433/73071ISSN 0452-9774 

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