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'''ポール・スウィージー'''(Paul Marlor Sweezy, [[1910年]][[4月10日]] - [[2004年]][[2月27日]])は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[経済学者]]。<br /> |
'''ポール・スウィージー'''(Paul Marlor Sweezy, [[1910年]][[4月10日]] - [[2004年]][[2月27日]])は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[経済学者]]。<br /> |
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[[ポール・A・バラン]]と並ぶ、アメリカでは希少 |
[[ポール・A・バラン]]と並ぶ、アメリカでは希少な[[マルクス経済学|マルクス経済学者]]。[[政治活動家]]であり、長寿雑誌[[マンスリー・レビュー]]の発行者、編集者だった。生涯の研究テーマは[[独占]]と[[恐慌]]。[[マルクス経済学]]に傾倒する以前は、特に[[シュンペーター]]に強く期待された一流の理論経済学者として目され、[[ミクロ経済学]]の[[複占]]・[[寡占]]における[[屈折需要曲線]]の命名などの業績をあげた。[[金沢]]や[[京都]]に来日したことがある。
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*1942年~1945年 アメリカ政府の戦略サービス局の調査・研究担当になり、イギリスのイギリス経済政策局のアナリストとしてロンドンへ派遣される。 |
*1942年~1945年 アメリカ政府の戦略サービス局の調査・研究担当になり、イギリスのイギリス経済政策局のアナリストとしてロンドンへ派遣される。 |
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*1946年まで ハーバード大学[[経済学部]]教授(ただし、テニュアの取得は[[マッカーシズム]]による阻害で断念)を務めた。 |
*1946年まで ハーバード大学[[経済学部]]教授(ただし、テニュアの取得は[[マッカーシズム]]による阻害で断念)を務めた。 |
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*1949年 [[社会主義]]者のための月刊誌『[[マンスリーレビュー]]』を創刊し、現在も刊行されている(ちなみに創刊号には[[アルベルト・アインシュタイン]]がエッセイを寄せている[http://www.monthlyreview.org/598einst.htm])。 |
*1949年 [[社会主義]]者のための月刊誌『[[マンスリー・レビュー]]』を創刊し、現在も刊行されている(ちなみに創刊号には[[アルベルト・アインシュタイン]]がエッセイを寄せている[http://www.monthlyreview.org/598einst.htm])。 |
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*2004年 死去(93歳) |
*2004年 死去(93歳) |
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[[Category:アメリカ合衆国の社会主義の人物]] |
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2015年6月16日 (火) 16:43時点における版
ネオマルクス経済学 | |
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生誕 |
1910年4月10日 ニューヨーク州,ニューヨークシティ |
死没 |
2004年2月27日(93歳没) ニューヨーク州, ラーチモント |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究機関 | ハーバード大学 |
研究分野 | マルクス経済学による独占と恐慌の研究 |
母校 | ハーバード大学 |
影響を 受けた人物 | カール・マルクス、ローザ・ルクセンブルク、ミハウ・カレツキ、Ladislaus Bortkiewicz |
影響を 与えた人物 | Immanuel Wallerstein、Robin Hahnel、Richard D. Wolff、John Bellamy Foster、Yanis Varoufakis |
実績 | ミクロ経済学の複占・寡占における屈折需要曲線の命名(マルクス経済学傾倒以前に確立した概念) |