「宝塔」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
m 曖昧さ回避ページ浄土寺へのリンクを解消、リンク先を浄土寺 (尾道市)に変更(DisamAssist使用) タグ: 差し戻し済み |
||
24行目: | 24行目: | ||
*[[関寺]]跡﹁牛塔﹂︵滋賀県・重要文化財︶ [[平安時代]]末期 高さ3.3m、屋根は八角形。屋根の上に載る宝殊は後補。前記鞍馬寺宝塔とともに最古に位置する。
|
*[[関寺]]跡﹁牛塔﹂︵滋賀県・重要文化財︶ [[平安時代]]末期 高さ3.3m、屋根は八角形。屋根の上に載る宝殊は後補。前記鞍馬寺宝塔とともに最古に位置する。
|
||
*満願寺跡宝塔(滋賀県高島市)[[鎌倉時代]]前期 高さ4m。相輪は後補。 |
*満願寺跡宝塔(滋賀県高島市)[[鎌倉時代]]前期 高さ4m。相輪は後補。 |
||
*[[浄土寺]]宝塔(広島県尾道市・重要文化財) [[弘安]]元年([[1278年]])銘 高さ2.8m。檀上積みに立つ。 |
*[[浄土寺 (尾道市)|浄土寺]]宝塔(広島県尾道市・重要文化財) [[弘安]]元年([[1278年]])銘 高さ2.8m。檀上積みに立つ。 |
||
*[[西明寺 (滋賀県甲良町)|西明寺]]宝塔(滋賀県甲良町・重要文化財) [[嘉元]]2年([[1304年]])銘 |
*[[西明寺 (滋賀県甲良町)|西明寺]]宝塔(滋賀県甲良町・重要文化財) [[嘉元]]2年([[1304年]])銘 |
||
*[[石山寺]]石造宝塔(滋賀県大津市) 鎌倉時代中期 現状高さは2mほどだが元は3mほどであったと考えられる。 |
*[[石山寺]]石造宝塔(滋賀県大津市) 鎌倉時代中期 現状高さは2mほどだが元は3mほどであったと考えられる。 |
2022年8月11日 (木) 04:47時点における版
宝塔の形態と意義
宝塔︵ほうとう︶は、仏塔の建築形式の1つである。形態・形式にかかわらず、仏塔全般を指す美称として宝塔の語を用いる場合もあるが、日本建築史の用語としては、円筒形の軸部︵塔身︶に平面方形の屋根をもつ一重塔を指す[1]。円筒の上部を丸く面取りしいわゆる亀腹状にする。屋根の上には通常の層塔と同じく相輪を載せる。木造、金属製、石造のものがあるが、木造建築としての例は極めて少ない。日本の現存作例としては、鞍馬寺経塚遺物中の銅製宝塔︵保安元年頃・平安時代後期︶が最古である[2]。なお、平面方形の初重の上に平面円形の上重を載せた二重塔婆を﹁多宝塔﹂と称し、形式上﹁宝塔﹂と区別しているが、この区別は便宜的なものである。
宝塔の例
木造宝塔
- 本門寺(東京都、重要文化財)1828年(文政11年)建立。
屋内小塔
石造宝塔
●鞍馬寺石造宝塔︵京都市・国宝︶ 塔の下の土中から保安元年︵1120年︶銘の経筒が発見された。現存最古の石造宝塔の例と考えられる。
●関寺跡﹁牛塔﹂︵滋賀県・重要文化財︶ 平安時代末期 高さ3.3m、屋根は八角形。屋根の上に載る宝殊は後補。前記鞍馬寺宝塔とともに最古に位置する。
●満願寺跡宝塔︵滋賀県高島市︶鎌倉時代前期 高さ4m。相輪は後補。
●浄土寺宝塔︵広島県尾道市・重要文化財︶ 弘安元年︵1278年︶銘 高さ2.8m。檀上積みに立つ。
●西明寺宝塔︵滋賀県甲良町・重要文化財︶ 嘉元2年︵1304年︶銘
●石山寺石造宝塔︵滋賀県大津市︶ 鎌倉時代中期 現状高さは2mほどだが元は3mほどであったと考えられる。
●安養寺慈円僧正宝塔︵京都市・重要文化財︶ 鎌倉時代中期 高さ約3m、塔身に多宝・釈迦二仏を刻む。
●石山寺目かくし岩︵滋賀県︶平安時代
●六波羅蜜寺阿古屋塚︵京都府︶鎌倉時代