小門洋一
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略歴
●帝京高校サッカー部出身で、高校3年︵1979年︶のとき、現サッカー解説者の川添孝一、元サッカー日本代表の名取篤らとともにFWとして全国高等学校サッカー選手権大会で優勝を経験。ちなみに小門の控えFWだったのがとんねるずの木梨憲武である。
●当然、日本リーグのチームなどから多くの勧誘を受けたものの、伯父で後に師匠となる小門道夫が競輪選手だったこともあり、サッカーは高校で見切りをつけ、卒業後は競輪界入りすることを既に高校生のときから決意していた。
●しかしながら、46、47期を受験するもいずれも学科試験にて不合格。3度目の受験となる49期に合格︵1981年入学︶したが、高校サッカーの優勝経験選手が競輪界入りするということで、全国高校サッカー選手権大会を製作・放映する日本テレビが小門に興味を持ち、自身のスポーツ情報番組である独占!!スポーツ情報で、小門が競輪学校に入学してからデビューするまでの足跡を取材し続けた。
●デビュー戦は1982年4月30日の花月園競輪場で2着だったが、初出走した開催ではその後優勝を果たした。
●デビュー2年目となる翌1983年のオールスター競輪で特別競輪初出場を果たし、1984年には競輪祭新人王戦で優勝を果たす。
●競輪選手として最盛期ともいえる年代は1986年と1987年だった。この2年間において、特別競輪決勝戦では2着2回、3着2回を記録。1987年にはKEIRINグランプリにも出場したが、これを境に特別競輪では決勝進出すら果たせていない。