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'''師団'''︵しだん、[[フランス語|仏]]・{{lang-en-short|Division}}︶は、[[軍隊]]の[[部隊]][[軍隊の編制|編制単位]]の一つ。[[旅団]]・[[団 (軍事)|団]]より大きく、[[軍団]]・[[軍]]より小さい。師団は、主たる作戦単位であるとともに、地域的または期間的に独立して、一正面の作戦を遂行する能力を保有する最小の[[戦略単位]]とされることが多い。多くの[[陸軍]]では、いくつかの旅団・団または[[連隊]]を含み、いくつかの師団が集まって軍団・軍等を構成する。
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'''師団'''︵しだん、[[フランス語|仏]]・{{lang-en-short|Division}}︶は、[[軍隊]]の[[部隊]][[軍隊の編制|編制単位]]の一つ。[[旅団]]・[[団 (軍事)|団]]より大きく、[[軍団]]・[[軍]]より小さい。師団は、主たる作戦単位であるとともに、地域的または期間的に独立して、一正面の作戦を遂行する能力を保有する最小の[[戦略単位]]とされることが多い。多くの[[陸軍]]では、いくつかの旅団・団または[[連隊]]を含み、いくつかの師団が集まって軍団・軍等を構成する。
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[[ファイル:Infantry Division Nato.svg|サムネイル|247x247ピクセル|[[NATO]]の[[兵科記号]]]] |
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[[編制]]については、国や時期、[[兵科]]によって変動が大きいが、21世紀初頭現代の各国陸軍の師団は、2~4個の連隊または旅団を基幹として、[[歩兵]]、[[砲兵]]、[[工兵]]等の戦闘兵科及び兵站等の後方支援部隊などの諸兵科を連合した6千人から2万人程度の兵員規模の作戦基本部隊である{{Sfn|高井|2006}}。多くの国において師団長には[[少将]]が補せられるが、ブラジルなどの中南米の幾つかの国や日本のように[[中将]]が補せられる国もあり、またイスラエルや一部のアラブ諸国では准将が、[[ソビエト連邦|ソ連]]・[[ロシア]]や[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]等の旧[[東欧]]諸国では[[大佐]]が務める例も見られる。
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[[編制]]については、国や時期、[[兵科]]によって変動が大きいが、21世紀初頭現代の各国陸軍の師団は、2~4個の連隊または旅団を基幹として、[[歩兵]]、[[砲兵]]、[[工兵]]等の戦闘兵科及び兵站等の後方支援部隊などの諸兵科を連合した6千人から2万人程度の兵員規模の作戦基本部隊である{{Sfn|高井|2006}}。多くの国において師団長には[[少将]]が補せられるが、ブラジルなどの中南米の幾つかの国や日本のように[[中将]]が補せられる国もあり、またイスラエルや一部のアラブ諸国では准将が、[[ソビエト連邦|ソ連]]・[[ロシア]]や[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]等の旧[[東欧]]諸国では[[大佐]]が務める例も見られる。
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