「広川インターチェンジ (福岡県)」の版間の差分
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{{高速道路施設 |
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{{Otheruses|福岡県にある'''九州自動車道'''のインターチェンジ|[[阪和自動車道]]にあるインターチェンジ|広川インターチェンジ (和歌山県)}} |
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|施設名 = 広川インターチェンジ |
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|画像ファイル = Kyushu-expressway hirokawa-interchange.jpg |
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インターチェンジ名=広川インターチェンジ| |
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|画像説明 = 九州自動車道・広川インターチェンジ<br />(福岡県八女郡広川町) |
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|道路名1 = {{Ja Exp Route Sign|E3}} [[九州自動車道]] |
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番号=10-1| |
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|番号1 = 10-1 |
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標識=広川| |
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|料金所番号1 = 02-837 |
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起点=[[門司インターチェンジ|門司IC]]| |
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|標識1 = [[画像:Japanese National Route Sign 0003.svg|20px]] 広川 |
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距離=113.2| |
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|起点1 = [[門司インターチェンジ|門司IC]] |
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通行台数=9527台/日(2005年度)| |
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|距離1 = 113.2 |
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郵便番号=834-0115| |
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|前の施設1 = [[久留米インターチェンジ|久留米IC]] |
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住所=[[福岡県]][[八女郡]][[広川町 (福岡県)|広川町]]大字新代| |
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|距離A1 = 7.8 |
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|次の施設1 = [[広川サービスエリア|広川SA]] |
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|距離B1 = 0.4 |
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|一般道 = {{Ja Pref Route Sign|pref=福岡|number=84|width=20|align=left}} [[福岡県道84号三潴上陽線]] |
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|供用開始日 = [[1998年]]([[平成]]10年)[[3月23日]] |
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|通行台数 = 10,042台/日(2009年度) |
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|郵便番号 = 834-0115 |
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|住所 = [[福岡県]][[八女郡]][[広川町 (福岡県)|広川町]]大字新代 |
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|座標 = {{Coord|33|15|13.32|N|130|32|11.57|E|scale:10000_region:JP}} |
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|備考 = [[広川サービスエリア|広川SA]]併設。 |
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}} |
}} |
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[[ファイル: |
[[ファイル:Kyushu-expwy-hirokawa-interchange-honsen.jpg|250px|thumb|広川IC付近の九州自動車道本線のようす]] |
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[[ファイル:Kyushu-expwy-hirokawa-busstop.jpg|250px|thumb|広川バスストップ]] |
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'''広川インターチェンジ'''(ひろかわインターチェンジ)は、[[福岡県]][[八女郡]][[広川町 (福岡県)|広川町]]にある[[九州自動車道]]の[[インターチェンジ]]である。 |
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'''広川インターチェンジ'''(ひろかわインターチェンジ)は、[[福岡県]][[八女郡]][[広川町 (福岡県)|広川町]]にある[[九州自動車道]]の[[インターチェンジ]]([[開発インターチェンジ]])である。 |
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==概要== |
==概要== |
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このインターチェンジは九州自動車道が開通した当初は存在せず、1998年に増設されたICである。 |
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このインターチェンジは九州自動車道が開通した当初は存在せず、1998年に増設されたICである。本IC設置前の最寄ICは、[[久留米インターチェンジ|久留米IC]]または[[八女インターチェンジ|八女IC]]であったが、周辺に[[工業団地]]があり、両ICをつなぐ[[国道3号]]の混雑の原因となっていた。これを回避し、周辺の交通を改善するために、福岡県と広川町などが出資した[[第三セクター]]の'''筑後中部地域開発'''︵[[2005年]]、同法人は経営難で破綻した︶によって、同国道に近い位置にある[[広川サービスエリア|広川SA]]に併設される形で建設された。ただし、インターチェンジと休憩施設の相互利用は後述のとおり制限されている。
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広川SAと併設していることもあり、[[正月]]や[[お盆]]、[[ゴールデンウィーク]]等の大型連休のときには渋滞ポイントとして紹介される事がある。 |
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本IC設置前の最寄ICは、[[久留米インターチェンジ|久留米IC]]または[[八女インターチェンジ|八女IC]]であったが、周辺に[[工業団地]]があり、[[国道3号]]の混雑の原因となっていた。これを回避し、周辺の交通を改善するために、福岡県と広川町などが出資した[[第三セクター]]の'''筑後中部地域開発'''︵[[2005年]]に経営破綻︶によって、国道に近い位置にある[[広川サービスエリア|広川SA]]に併設される形で建設された。ただし、インターチェンジと休憩施設の相互利用は後述のとおり制限されている。
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広川町へのアクセスに便利なのは勿論のこと、[[八女市]]、[[筑後市]]北部や[[久留米市]]南部(久留米成田山・[[三潴町]]・[[城島町]]など)へのアクセスにも活用できる。 |
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広川SAと併設していることもあり、[[正月]]・[[お盆]]・[[ゴールデンウィーク|大型連休]]等には渋滞ポイントとして紹介される事がある。 |
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===広川SAとの相互利用 === |
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<table border="1" style="text-align:center; float:right;"> |
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<caption>'''広川IC、広川SAの相互利用について'''</caption> |
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<tr style="background:#ccf;"><th></th><th>上り線<span style="font-size:90%;">([[鳥栖ジャンクション|鳥栖JCT]]方面)</span></th><th>下り線<span style="font-size:90%;">([[熊本インターチェンジ|熊本IC]]方面)</span></th></tr> |
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<tr><td style="background:#cfc;">広川SAを利用、広川ICで流出</td><td>'''可能'''</td><td>不可能</td></tr> |
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<tr><td style="background:#cfc;">広川ICで流入、広川SAを利用</td><td>不可能</td><td>不可能</td></tr> |
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</table> |
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広川町へのアクセスに便利なのは勿論のこと、[[八女市]]・[[筑後市]]北部や[[久留米市]]南部(久留米成田山・[[三潴町]]・[[城島町]]など)へのアクセスにも活用できる。 |
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'''広川IC'''と'''広川SA'''は、構造上の理由から相互利用が制限されている。双方を同時に利用できるのは「上り線([[鳥栖ジャンクション|鳥栖JCT]]方面)で、広川SAを利用した後、広川ICで降りる」場合のみである。ただし、[[2008年]]の下り線SAリニューアルを期に、高速道路外からの一般利用者用駐車場が整備された。駐車スペースは数十台程度(従業員用を含む)しかなく、狭隘な町道を通るが、IC入口交差点からICと反対の方向(ICで流出した場合は直進)に進み、本線トンネル直前を右折、下りBS入口を通り越すとSAの裏手に駐車場がある。 |
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既に[[阪和自動車道]]([[湯浅御坊道路]])に広川インターチェンジ([[1994年]]開業、ひろ'''が'''わインターチェンジ))があったものの、名称区別は行われなかった(同様の例は[[東北自動車道]]と[[西名阪自動車道]]で被る[[郡山インターチェンジ]]がある)。 |
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==案内板== |
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*10-1 広川 |
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=== 広川SAとの相互利用 === |
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==道路== |
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{| class="wikitable" border="1" |
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*[[九州自動車道]](10-1番) |
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! |
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!style="background: #ccf;"| 上り線<span style="font-size: 90%;">([[鳥栖ジャンクション|鳥栖JCT]]方面)</span> |
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!style="background: #ccf;"| 下り線<span style="font-size: 90%;">([[熊本インターチェンジ|熊本IC]]方面)</span> |
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|- |
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| style="background: #cfc;" | 広川SAを利用、広川ICで流出 |
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| '''可能''' |
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| 不可能 |
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|- |
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| style="background: #cfc;" | 広川ICで流入、広川SAを利用 |
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| 不可能 |
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| 不可能 |
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|} |
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'''広川IC'''と'''広川SA'''は、構造上の理由から相互利用が制限されている。双方を同時に利用できるのは「上り線([[鳥栖ジャンクション|鳥栖JCT]]方面)で、広川SAを利用した後、広川ICで降りる」場合のみである。ただし、[[2008年]]の下り線SAリニューアルを期に、高速道路外からの一般利用者用駐車場が整備された。駐車スペースは8台(従業員用を除く・土日祝日は従業員用も一般の利用可能)しかなく、狭隘な町道を通るが、IC入口交差点からICと反対の方向(ICで流出した場合は直進)に進み、高速道路本線と交わるトンネルの直前を右折、下りBS入口を通り越すとSAの裏手に駐車場がある。高速バス利用者用の駐車場も別に整備されている。 |
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== 歴史 == |
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* [[1973年]]([[昭和]]48年)[[11月16日]] : 鳥栖IC - 鳥栖JCT - 南関IC開通に伴い、広川SA供用開始。 |
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* [[1998年]]([[平成]]10年)[[3月23日]] : 広川IC設置。 |
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== 道路 == |
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* {{Ja Exp Route Sign|E3}} [[九州自動車道]](10-1番) |
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== 料金所 == |
== 料金所 == |
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* ブース数:2 |
* ブース数:2 |
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** [[ETC|ETC専用]]:1 |
** [[ETC|ETC専用]]:1 |
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** 一般 |
** 一般・ETC:1 |
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=== 出口 === |
=== 出口 === |
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* ブース数:4 |
* ブース数:4 |
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** [[ETC|ETC専用]]:1 |
** [[ETC|ETC専用]]:1 |
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** 一般:3 |
** 一般:3(うち自動収受機1) |
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== バス停留所 == |
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==接続する道路== |
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上り線のみに設置されている。広川サービスエリアに併設されている下り線側停留所とともに、バス事業者では「'''広川'''」の呼称を用いる。 |
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*[[福岡県道84号三潴上陽線]](バイパス) |
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この県道バイパスは以前は広川ICと[[国道3号]]を接続する約100[[メートル|m]]の区間のみ供用されていたが、[[2008年]][[6月]]三潴方面へ延伸し、延長約900mとなった。久留米広川新産業団地付近の広川町道を経由し[[福岡県道86号久留米筑後線]]まで全経路2車線で接続する。 |
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{{main2|下り線側|広川サービスエリア#バス停留所}} |
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==周辺== |
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{| class="wikitable" |
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*広川工業団地、久留米広川新産業団地 |
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!路線愛称 |
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*八女[[古墳]]群、[[岩戸山古墳]] |
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!運行会社 |
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*[[福岡運輸支局]]久留米自動車検査登録事務所 |
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!方面 |
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*久留米[[成田山]] |
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|- |
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*[[久留米工業大学]] |
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|[[ひのくに号]](植木IC経由) |
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|rowspan=2|[[西日本鉄道]]<br />[[九州産交バス]] |
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|[[基山パーキングエリア|高速基山]] → [[筑紫野バスストップ|筑紫野]] → [[福岡市|福岡]]([[博多バスターミナル|博多BT]]・[[西鉄天神高速バスターミナル|天神高速BT]]) |
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|- |
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|ひのくに号(各停) |
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|[[久留米インターチェンジ|久留米IC]] → 宮の陣 → 高速基山 → 筑紫野 → [[福岡空港]](国内線・国際線) |
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|} |
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== 接続する道路 == |
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==隣== |
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* [[福岡県道84号三潴上陽線]](バイパス) |
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;[[九州自動車道]] |
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この県道バイパスは以前は広川ICと[[国道3号]]を接続する約100 [[メートル|m]]の区間のみ供用されていたが、[[2008年]][[6月]]三潴方面へ延伸し、延長約900 mとなった。久留米広川新産業団地付近の広川町道を経由し[[福岡県道86号久留米筑後線]]まで全経路2車線で接続する。 |
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:(10)[[久留米インターチェンジ|久留米IC]] - '''(10-1)広川IC'''/[[広川サービスエリア|広川SA]] - (11)[[八女インターチェンジ|八女IC]] |
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== 周辺 == |
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* 広川工業団地、久留米広川新産業団地 |
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*[[1973年]][[11月16日]]、鳥栖IC~鳥栖JCT~南関IC開通に伴い、広川SA供用開始。 |
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* 八女[[古墳]]群、[[岩戸山古墳]] |
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*[[1998年]][[3月23日]]、広川IC設置。 |
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* [[福岡運輸支局]]久留米自動車検査登録事務所 |
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* [[久留米成田山]] |
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* [[久留米工業大学]] |
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== 隣 == |
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; {{Ja Exp Route Sign|E3}} [[九州自動車道]] |
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: (10)[[久留米インターチェンジ|久留米IC]] - '''(10-1)広川IC''' - [[広川サービスエリア|広川SA]] - (11)[[八女インターチェンジ|八女IC]] |
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== 関連項目 == |
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* [[日本のインターチェンジ一覧 は行]] |
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* [[西日本高速道路|西日本高速道路(NEXCO西日本)]] |
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== 外部リンク == |
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==関連項目== |
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* [https://www.w-nexco.co.jp/ 西日本高速道路株式会社] |
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*[[日本のインターチェンジ一覧]] |
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** [https://corp.w-nexco.co.jp/activity/branch/kyushu/ 九州支社] |
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*[[西日本高速道路]] |
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* [http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4803900.html 福岡県 八女県土整備事務所] |
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* [http://www.town.hirokawa.fukuoka.jp/ 広川町] |
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{{九州自動車道}} |
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==外部リンク== |
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*[http://www.w-nexco.co.jp/ 西日本高速道路株式会社] |
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*[http://www.w-nexco.co.jp/local_event/kyushu/ 西日本高速道路株式会社九州支社] |
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*[http://www.town.hirokawa.fukuoka.jp/ 広川町ホームページ] |
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{{DEFAULTSORT:ひろかわいんたあちえんし}} |
{{DEFAULTSORT:ひろかわいんたあちえんし}} |
||
[[Category:日本のインターチェンジ ひ|ろかわ]] |
[[Category:日本のインターチェンジ ひ|ろかわ]] |
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[[Category: |
[[Category:福岡県のインターチェンジ]] |
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[[Category:開発インターチェンジ]] |
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[[Category:九州自動車道]] |
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[[Category:広川町 (福岡県)]] |
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[[Category:1998年開業の道路施設]] |
2024年1月27日 (土) 08:43時点における最新版
広川インターチェンジ | |
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![]() 九州自動車道・広川インターチェンジ | |
所属路線 | E3 九州自動車道 |
IC番号 | 10-1 |
料金所番号 | 02-837 |
本線標識の表記 |
![]() |
起点からの距離 | 113.2 km(門司IC起点) |
◄久留米IC (7.8 km) (0.4 km) 広川SA► | |
接続する一般道 |
![]() |
供用開始日 | 1998年(平成10年)3月23日 |
通行台数 | 10,042台/日(2009年度) |
所在地 |
〒834-0115 福岡県八女郡広川町大字新代 北緯33度15分13.32秒 東経130度32分11.57秒 / 北緯33.2537000度 東経130.5365472度 |
備考 | 広川SA併設。 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e6/Kyushu-expwy-hirokawa-interchange-honsen.jpg/250px-Kyushu-expwy-hirokawa-interchange-honsen.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/63/Kyushu-expwy-hirokawa-busstop.jpg/250px-Kyushu-expwy-hirokawa-busstop.jpg)
広川インターチェンジ(ひろかわインターチェンジ)は、福岡県八女郡広川町にある九州自動車道のインターチェンジ(開発インターチェンジ)である。
概要
[編集]広川SAとの相互利用
[編集]上り線(鳥栖JCT方面) | 下り線(熊本IC方面) | |
---|---|---|
広川SAを利用、広川ICで流出 | 可能 | 不可能 |
広川ICで流入、広川SAを利用 | 不可能 | 不可能 |
広川ICと広川SAは、構造上の理由から相互利用が制限されている。双方を同時に利用できるのは「上り線(鳥栖JCT方面)で、広川SAを利用した後、広川ICで降りる」場合のみである。ただし、2008年の下り線SAリニューアルを期に、高速道路外からの一般利用者用駐車場が整備された。駐車スペースは8台(従業員用を除く・土日祝日は従業員用も一般の利用可能)しかなく、狭隘な町道を通るが、IC入口交差点からICと反対の方向(ICで流出した場合は直進)に進み、高速道路本線と交わるトンネルの直前を右折、下りBS入口を通り越すとSAの裏手に駐車場がある。高速バス利用者用の駐車場も別に整備されている。
歴史
[編集]道路
[編集]- E3 九州自動車道(10-1番)
料金所
[編集]- ブース数:6
入口
[編集]- ブース数:2
- ETC専用:1
- 一般・ETC:1
出口
[編集]- ブース数:4
- ETC専用:1
- 一般:3(うち自動収受機1)
バス停留所
[編集]上り線のみに設置されている。広川サービスエリアに併設されている下り線側停留所とともに、バス事業者では「広川」の呼称を用いる。
路線愛称 | 運行会社 | 方面 |
---|---|---|
ひのくに号(植木IC経由) | 西日本鉄道 九州産交バス |
高速基山 → 筑紫野 → 福岡(博多BT・天神高速BT) |
ひのくに号(各停) | 久留米IC → 宮の陣 → 高速基山 → 筑紫野 → 福岡空港(国内線・国際線) |
接続する道路
[編集]- 福岡県道84号三潴上陽線(バイパス)
この県道バイパスは以前は広川ICと国道3号を接続する約100 mの区間のみ供用されていたが、2008年6月三潴方面へ延伸し、延長約900 mとなった。久留米広川新産業団地付近の広川町道を経由し福岡県道86号久留米筑後線まで全経路2車線で接続する。