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**長野線の富田林駅 - [[河内長野駅]]間は16時頃から21時頃まで上下とも普通のみ運行している。花火終了後の21時頃から終電まで下りは普通、上りは準急を運行している。 |
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**長野線の富田林駅 - [[河内長野駅]]間は16時頃から21時頃まで上下とも普通のみ運行している。花火終了後の21時頃から終電まで下りは普通、上りは準急を運行している。 |
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* [[喜志駅]]・富田林駅・[[富田林西口駅]]・[[川西駅 (大阪府)|川西駅]]では花火終了後から入場制限が実施される<ref>{{YouTube|oxLDZToRs58|2011年PL花火芸術「近鉄で富田林駅へ」}} 「花火終了後、喜志・富田林・富田林西口・川西駅では入場制限を実施します。」という車内放送が流れている。</ref>。 |
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* [[喜志駅]]・富田林駅・[[富田林西口駅]]・[[川西駅 (大阪府)|川西駅]]では花火終了後から入場制限が実施される<ref>{{YouTube|oxLDZToRs58|2011年PL花火芸術「近鉄で富田林駅へ」}} 「花火終了後、喜志・富田林・富田林西口・川西駅では入場制限を実施します。」という車内放送が流れている。</ref>。 |
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* [[南海高野線]]も花火大会終了後に通常ダイヤに加えて数本程度、[[千代田駅|千代田]]・河内長野・[[三日市町駅|三日市町]]発の臨時準急・区急[[難波駅 (南海)|難波]]行を運行している。 |
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* [[南海高野線]]も花火大会終了後、上りの急行が[[大阪狭山市駅]]に[[停車 (鉄道)#臨時停車・特別停車|臨時停車]]する。また、通常ダイヤに加えて数本程度、河内長野発の臨時準急・区急[[難波駅 (南海)|難波]]行を運行している。 |
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2017年7月28日 (金) 13:19時点における版
教祖祭PL花火芸術(きょうそさいピーエルはなびげいじゅつ)は、毎年8月1日に大阪府富田林市の光丘カントリー倶楽部で行われるパーフェクト リバティー教団 (PL) の祭礼であり、日本有数の巨大花火大会である。
概要
教祖を讃仰し、PL教団の礎を築いた初代・二代教祖の遺徳を讃える祭︵教祖祭︶の中の一行事である。
当初は10万発 - 12万発だったが、2008年より数え方を小割りや浮模様、分砲なども含めた数え方から、純粋に丸玉の総数に変更したため、2万発となったが規模、予算はほとんど変わらない。
富田林市内をはじめ、近隣の羽曳野市、河南町、太子町、大阪狭山市、河内長野市のほか、松原市、堺市、藤井寺市、八尾市、柏原市、和泉市の一部地域などからも十分見ることができる。遠くは大阪市内・東大阪市・北摂地方・北河内地方・泉州地方・兵庫県の神戸市や阪神間の高層ビルや高層マンション︵主に30階前後、兵庫区、長田区の一部では10階以上︶や高台、生駒山地、金剛山地、六甲山地、北摂山地、和泉山脈、淡路島、奈良県北部︵天理市、田原本町、三宅町、川西町の一部︶からも気象条件等によっては見ることができる。
2014年まで打ち上げ場所近くに教団関係者でなくとも利用できる有料観覧場所︵ローンパーク会場︶が設けられいたが、2015年は有料観覧場所は設けられなくなった。
また﹁裸の大将﹂として有名な山下清もこの花火を書いた絵を残している。ラストに打ち上げられる花火はおよそ8000発︵旧公称10万発 - 12万発当たり︶の﹁超大型スターマイン﹂と表現され、その際は南河内一面に花火の音が地響きの様に轟き、一瞬昼のように明るくなり壮絶である。
かつては7月末ないし8月初旬に開催されていたが、現在は開催日が8月1日に固定されており、雨天でも中止とはなっていない︵教団のホームページに﹁天候により中止の場合もある﹂と記載されているが、かつては昭和57年台風第10号の豪雨の中でも開催されている︶なお開催日が8月1日の理由として、﹁初代教祖の命日だから﹂という説があるが、実際の命日は7月6日で誤りである︵統計上雨の少ない日を選んだという説がある︶。
関西では﹁PL教団=花火﹂というイメージが定着しており、桂米朝の落語﹁地獄八景亡者戯﹂の中にも﹁今、バーンと花火が上がりましたが…﹂﹁ああ、ありゃPL教﹂というくだりがある。
開催当日の会場周辺は浴衣姿も多く、広く“夏の風物詩”として解釈されている様子が伺えるが、これはあくまでも、教団主催の宗教行事である。
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周囲の空を赤く燃やす(2010年)
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とにかく規模が大きい(2008年)
歴史
初代教祖である御木徳一は晩年、常々下記にように話していた。
自分が死んでもこの教えが世に広まるのであれば、死ぬことは世界平和のためになるから、死んだら嘆いたりせずに花火を打ち上げて祝ってくれ
徳一が死亡した後、息子であり二代教祖でもある徳近はその遺志を継ぎ、1953年、徳一と自身の故郷でもある愛媛県松山市での教祖祭で、初めて花火を打ち上げる。以後、教祖祭は大阪府富田林市の大本庁において行われるようになり、1963年には名称を﹁PL花火芸術﹂と定める。これを契機に花火はより華やかになり、関西地方では夏の風物詩として定着した。
交通アクセス
鉄道
車
●国道170号・国道309号などからアクセス可能。
●ただし、国道170号の一部区間は当日夕方から通行止め︵後述︶。周辺の道路も夕方から通行止めや一方通行規制がなされる。
鉄道
●近鉄南大阪線・長野線などは当日の午後から終電まで臨時ダイヤで運行している。
●15時頃から19時頃まで大阪阿部野橋駅発の準急のほとんどは富田林行として毎時8本程度運行している。20時頃から終電までの大阪阿部野橋駅発の準急のほとんどは古市行として毎時6本程度運行している。花火終了後の21時頃から23時頃までの富田林駅発準急大阪阿部野橋行は毎時12本程度運行している[1]。また、16時頃から大阪阿部野橋駅と橿原神宮前との準急は運行を取りやめ、代替として古市駅発着の普通が運行される。
●長野線の富田林駅 - 河内長野駅間は16時頃から21時頃まで上下とも普通のみ運行している。花火終了後の21時頃から終電まで下りは普通、上りは準急を運行している。
●喜志駅・富田林駅・富田林西口駅・川西駅では花火終了後から入場制限が実施される[2]。
●南海高野線も花火大会終了後、上りの急行が大阪狭山市駅に臨時停車する。また、通常ダイヤに加えて数本程度、河内長野発の臨時準急・区急難波行を運行している。
バス
●近鉄バスは、富田林駅前発着は当日15時から最終便まで全便運休。喜志駅前発着は当日18時から最終便まで全便運休。この他、北野田駅前や河内松原駅前発着のバスについても19時頃から最終便まで運休する系統がある。
●南海バスは、金剛駅東口バスターミナルを発着する便は当日の15時から最終便まで通常の便を運休し、路線を短縮したうえで臨時便を運行している。この他、北野田駅前や初芝駅前などを発着のバスについても18時頃から最終便まで運休する系統がある。
●金剛バスは、富田林駅前発着の当日20時から最終便まで全便運休。
道路などの交通規制
●当日13時から翌日7時まで付近の歩道橋が通行禁止。そのため、歩道橋の登り口には門が設置されている。
●当日16時から23時まで、富田林駅北口バスロータリーや大阪府道35号堺富田林線の平尾交差点から昭和町2丁目交差点まで、大阪府道203号富田林狭山線の小金平交差点から西口駅前交差点など、付近の道路が車両通行止め[3]。
●当日19時から23時まで、国道170号︵大阪外環状線︶の緑ヶ丘交差点から富美ヶ丘南交差点までや大阪府道35号堺富田林線の昭和町2丁目交差点から常磐町交差点などが車両通行止め[3]。
店
●飲食店・スーパー・コンビニは交通規制対象となる道路沿いの店でも当日通常通り営業する場合が多いが、それ以外の衣料品店・家電量販店・ガソリンスタンド・自動車ディーラーなどは当日、閉店時間を早めるか、臨時休業する。また交通規制の対象外でも、富田林市内では従業員の帰宅などを考慮して、閉店時間を早める店が多くある。
●ガソリンスタンドなどの一部は当日臨時駐車場として開放している所もある[4]。ただし、交通規制が始まるまでに駐車をして、交通規制が終わってからしか自動車を発進することはできない。
学校
●交通規制の対象となる範囲内に小学校・中学校・高等学校がある。当日は夏休みでクラブ活動や補習があって登校する場合があるが、ほとんどの学校で午前中で完全下校となっている。場合によっては一日中閉鎖される学校もある。
●高等学校や大学は通学範囲が広く、多くの生徒が鉄道やバスなどの公共交通機関を使って通学するため、交通規制の対象外の所でも近鉄長野線の沿線の学校は午前中で完全下校となっている。
その他
●車両通行止めになる道路とその周辺は駐車禁止になるため、コインパーキングは当日の午後から満車状態になる。これは富田林市のみならず周辺の大阪狭山市や河内長野市、羽曳野市などでも起こるところがある。
●交通規制が開始される時間から周辺の道路では渋滞が発生する。特に花火終了後の21時頃から当日の深夜まで激しい渋滞になるため、注意が必要である。
●付近の病院では、当日の入院患者への面会および外来診療を中止または制限している。これは、花火見物が目的で﹁面会﹂や﹁お見舞い﹂と称して、身内や友人知人が病室を訪れることによる感染症拡大防止や、病院関係者が勤務を終えて帰宅する際の交通の便などを考慮しての措置である。
●自動車教習所は交通規制の対象となる範囲内に1校あるが、当日は終日閉鎖される。また、交通規制の対象外の所にある周辺の自動車教習所も路上教習が円滑に実施できない等の理由で、営業時間を短くしたり、終日閉鎖される。
●道路交通規制の影響として、宅配便業者は各社とも、当日午後以降は付近への配達を行わない︵出荷時に時間指定を行っていた場合でも、時間指定配達は無効となる︶。
●市内の金融機関は当日のATMの稼働時間を短縮していることもある。例として、近畿大阪銀行が2016年に富田林市および美原区の店舗および無人出張所にて短縮営業を実施した。
注釈・出典
関連項目
外部リンク