板倉勝該

{{{このテンプレートは廃止されました。}}}
時代	江戸時代中期
生誕	不詳
死没	延享4年8月23日（1747年9月27日）
別名	安之助（幼名）、修理（通称）
戒名	体玄院空印源道
幕府	江戸幕府旗本寄合席
氏族	板倉氏
父母	父：板倉重浮、養父：板倉勝丘
兄弟	板倉勝丘、板倉勝該
妻	正室：建部政民の娘

板倉勝該︵いたくらかつかね︶は江戸時代の旗本。熊本藩主・細川宗孝を殺害したことで知られる。

経歴

板倉重浮の次男として生まれる。兄・勝丘の養子となり、その死後の延享3年︵1746年︶12月25日に6000石の遺跡を継ぐ。延享4年︵1747年︶3月19日、将軍・徳川家重に拝謁。

細川宗孝殺害事件

板倉家の﹁九曜巴﹂紋

同年8月15日、江戸城大広間脇の厠において、月例拝賀で出仕した熊本藩主・細川宗孝を背後から斬りつけ、殺害した。動機は本人が狂気の状態であったため明確ではないが、伝えるところによると、勝該は日頃から狂疾の傾向があり、家を治めていくような状態ではなかったため、板倉家本家の板倉勝清は、勝該を致仕させて勝清の庶子に後を継がせようとしていた。勝該はそれを耳にして勝清を恨みに思い、勝清を襲撃しようとしたが、板倉家の﹁九曜巴﹂紋と細川家の﹁九曜星﹂紋が極めて似ていたため、背中の家紋を見間違えて細川宗孝に斬りつけてしまったとされる。その後勝該は水野忠辰宅に召し預けられ、同月23日に同所で切腹させられた。

参考文献