西松遙
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西松 遙︵にしまつ はるか、1948年1月5日 - ︶は、株式会社日本航空代表取締役社長。同社事業子会社で航空運送事業者である株式会社日本航空インターナショナルの代表取締役社長を兼務している。
経歴
静岡県浜松市出身。静岡県立浜松北高等学校を経て東京大学経済学部卒業後、1972年に日本航空入社。資金部長、執行役員、取締役などを歴任し、2006年に新町敏行に代わって日本航空インターナショナル、日本航空社長兼CEOに就任した。 当時、不祥事が相次いでいた中での社長就任ということで、信頼回復が急務となっていた。年収は960万円であり、同社パイロットの平均年収1954万円の約半分で、また部長級の年収より低く、東証1部上場企業の社長では最低レベルと言われている。専用車も廃止し、スケジュール上無理がある時や来客時以外は基本的に自宅から電車、バスで通勤し、社員食堂での昼食も貫いている。 2008年の世界金融危機の際に、CNNが、西松社長の出勤風景や社内での行動などを取材し、その映像を放送したところ、アメリカ三大自動車メーカー経営者の豪奢な生活ぶりに対する批判が集中していた折でもあったため、彼の質素な生活ぶりがアメリカ国民の反響を呼んでいるとのことである[1]。略歴
●1972年 - 東京大学経済学部経営学科卒業 ●時期不明 - 日本航空フランクフルト支店空港所・営業所総務セクションマネージャー ●1999年 - 資金部長 ●2001年 - 資金部長兼経営企画室統合準備委員会事務局担当 ●2003年 - 日本航空執行役員 ●2005年 - 日本航空インターナショナル、日本航空ジャパン取締役 ●2006年 - 日本航空インターナショナル、日本航空社長 ●2009年9月11日 - 有楽町で社員といっしょに利用を呼びかけるビラ配りに参加[2]。役員兼任
●日本航空インターナショナル ●取締役会議長 ●安全対策本部長 ●CS強化推進会議長 ●企業風土改革推進委員長 ●CSR委員長 ●地球環境委員長 ●コンプライアンス・リスク管理委員長 ●日本航空 ●取締役会議長関連項目
●日本航空インターナショナル ●日本航空 ●新町敏行︵前社長︶ ●日本ユニセフ協会︵自身も評議員を務める[1]。日本ユニセフ協会東郷良尚副会長、早見研︵専務理事︶はJAL出身で[2]現在も社をあげた協力態勢をとっている。[3]︶脚注
- ^ JAL社長の倹約姿勢をCNNが報道 米CEOとは対照的に米国民から高評価 (MONEYzine、2008年12月2日付)
- ^ 位川一郎「日本航空:客室乗務員らが利用呼びかけセールスビラ配布」 (毎日新聞フォトニュース、2009年9月9日付)
外部リンク
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