がん研究会
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がん研有明病院と研究所 | |
略称 | がん研 |
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前身 | 癌研究會 |
設立 | 1908年 |
法人番号 | 1010605002372 |
法的地位 | 公益財団法人 |
本部 | 東京都江東区有明3-8-31 |
名誉総裁 | 常陸宮正仁親王 |
ウェブサイト |
www |
公益財団法人がん研究会︵がんけんきゅうかい、Japanese Foundation for Cancer Research︶は、1908年︵明治41年︶に創立された日本初のがん専門の研究機関である。通称﹁がん研﹂。
がん研は日本におけるがん研究及び治療機関の最高峰の1つとして知られている。がん治療においては、国立がん研究センター病院と共に日本屈指の医療機関。
がん研究会のシンボルマークは﹁蟹﹂であるが、これは癌を英語で﹁cancer﹂といい、癌と同時に蟹座を意味する言葉であることに由来する。
名誉総裁には上皇明仁の弟宮︵今上天皇の叔父︶・常陸宮正仁親王を迎えている。
沿革[編集]
﹁がん撲滅をもって人類の福祉に貢献する﹂という基本理念をもとに、当時の日本の政財官学界の重鎮であった青山胤通、山極勝三郎、渋沢栄一、桂太郎が中心となって創立した︵発足時は旧字で﹁癌研究會﹂︶。 高松宮妃や、後に東京大学総長に就任する長與又郎等の尽力により、1934年︵昭和9年︶に、がん専門の研究所と病院を開設した。 2005年︵平成17年︶に、長年拠点としていたが手狭となった癌研究会付属病院︵東京都豊島区上池袋・最寄り駅は大塚駅︶から、広い臨海地区に新設した最新の設備を有するがん研究会有明病院︵東京都江東区有明︶に移転し、引き続き、日本のがん研究、診療の一大拠点となっている。病院の移転と供に研究所も同じ場所に移転している。 また、有明地区への移転と同時に国内有数の緩和ケア病床︵≒ホスピス︶を新設し、終末期医療に対する取り組みも先進的なものとなった。 2011年︵平成23年︶から公益財団法人に移行し、同時に名称を﹁癌研究会﹂から﹁がん研究会﹂に改めた。構成[編集]
以下の組織で構成されている[1]。関連図書[編集]
- 「癌研究会七十五年史」同史編纂委員会編 財団法人癌研究会発行(1989年(平成元年))
- 「がんけん」「がんけん」編集委員会発行、年数回発行