取手市コミュニティバス
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(ことバスから転送)
取手市コミュニティバス︵とりでしコミュニティバス︶は、茨城県取手市のコミュニティバス。愛称名は公募により決定された﹁ことバス﹂である。取手市都市計画課所管。なおこの項では、かつて建設部管理課が所管し、運行されていた小堀循環バスについても述べる。
取手市役所バス停の標識
主要停留所のみ掲載し、鉄道駅最寄の停留所は表記を一部省略。全停車停留所については#外部リンクを参照。系統番号は各便に枝番が付与されている。
[1]中央循環東ルート
担当事業者‥関東鉄道(守谷営業所)
●取手市役所 - 取手駅東口 - かたらいの郷 - 井野公民館前 - 桑原中央 - JAとりで総合医療センター - 西取手駅前 - 取手市役所
[2]中央循環西ルート
担当事業者‥関東鉄道︵守谷営業所︶
●取手駅東口 - 井野台公園 - JAとりで総合医療センター - 白山公民館前 - 取手市役所 - 新取手駅 - あけぼの - 取手中央タウン - 取手駅東口
[3]西部ルート
担当事業者‥関東鉄道︵守谷営業所︶
●取手市役所 - 新取手駅 - あけぼの - グリーンスポーツセンター - 稲戸井駅 - ︵さくら荘 - ︶戸頭駅
●便により経由地が異なる。
[4]北部ルート
担当事業者‥関東鉄道︵竜ヶ崎営業所︶
●JAとりで総合医療センター - 寺原駅入口 - 取手市役所 - 新取手駅 - あけぼの - さくら荘 - 藤代スポーツセンター前 - ︵双葉団地 - ︶ - 藤代庁舎 - 藤代駅北口
●便により経由地・発着地が異なる。
[5]東北部ルート
担当事業者‥関東鉄道︵竜ヶ崎営業所︶
●双葉・右回り
●藤代駅北口→藤代庁舎→ふじしろ図書館→双葉団地→龍ケ崎市駅西口→藤代駅北口→藤代庁舎
●双葉・左回り
●藤代駅北口→龍ケ崎市駅西口→双葉団地→ふじしろ図書館→藤代庁舎→藤代駅北口
●桜が丘
●藤代庁舎→藤代駅北口→藤代駅南口→桜が丘→藤代駅南口→藤代駅北口
●浜田ルート
●藤代庁舎→藤代駅北口→藤代庁舎→ふじしろ図書館→上萱場→浜田東→浜田集落センター→浜田下→上萱場→ふじしろ図書館→藤代庁舎→藤代駅北口
[6]東南部ルート
担当事業者‥大利根交通自動車
●かたらいの郷 - 八重洲団地 - 取手駅東口 - 光風台団地 - 中田 - 藤代庁舎 - 藤代駅北口 - 藤代駅南口 - 桜が丘 - かたらいの郷
●便により発着地が異なる。
[7]小堀ルート
担当事業者‥関東鉄道︵守谷営業所︶
●かたらいの郷 - 新道 - 取手駅東口 - 小堀
小堀循環ルートバス︵小堀バス停にて︶
現在は廃止され、運行されていない。
小堀地区︵おおほり-︶を結ぶ、事実上の渡船代替バス。運賃は無料であったがその後、上の取手市コミュニティバス第7ルートとしてリニューアルされるとともに150円に改定され同時に廃止。マイクロバス車両︵同ルート専用色または関鉄色︶が使われていた。
担当事業者‥関東鉄道︵取手営業所︶
●かたらいの郷行‥小堀→取手駅入口→市民センター入口→取手小入口→新道郵便局→取手東中前→かたらいの郷
●小堀行‥かたらいの郷→新道郵便局→取手小入口→市民センター入口→取手駅入口→小堀
概要[編集]
取手市が高齢者や障害者等が気軽に市内へ出かけられる環境づくりをめざし、市民の新たな交通機関として2006年︵平成18年︶10月1日より2年間の実証運行を開始した。車両デザインは市内にある東京芸術大学の先端芸術表現科助教授︵当時︶である日比野克彦が担当し、各運行ルートごとに車体全面に描かれた文字︵ことば︶と色を分けて表現していた。愛称の﹁ことバス﹂の意味は車体に日比野が描いた﹁ことば﹂と﹁バス﹂をかけ合わせた造語である。 実証運行にあたり、1996年︵平成8年︶から運行されていた福祉施設巡回バス︵﹁やぁこんにちわ号﹂﹁ゲンキですありがとう号﹂︶が廃止され、また路線ルートが細切れに設定されており、乗り継ぎをしないと、市役所等、市内目的地に向かうことができない場合があるにもかかわらず、乗り継ぎが難しい等の指摘が市議会でもあり[1]、2007年3月から、暫定的に戸頭地区と取手駅や市役所、福祉施設を結ぶ、運賃無料の臨時バスが運行されていた。[2]市長選挙により、市長が交代した後の2007年12月、ルート改正案が広報され[3]、これに対するパブリックコメントが募集された。 2008年4月にダイヤ改正が行われ、東北部ルートと一部の区間便を除く全路線が取手駅に発着するようになったがその後、取手駅発着に乗り入れるルートは削減された。また配布されているバス時刻表で乗り継ぎが可能な便を明示している︵#外部リンクを参照︶。上記臨時ルートは廃止された。 2024年4月1日にダイヤ改正が行われ、同時にルート変更が行われる[4]。委託先[編集]
●関東鉄道︵守谷営業所・竜ヶ崎営業所︶ ●大利根交通自動車 運転系統によって異なる委託先となっている。運賃・乗降方法[編集]
●運賃:大人:150円 小人:80円︵未就学児・障害者手帳所持者とその介助者1名は無料︶乗車時に支払う。 ●一日乗車券:大人:300円 小人:150円 ●専用回数券:12枚綴り1,500円 ●定期券:3000円・有効期間3ヶ月※70歳以上の取手市内在住者のみ ●関東鉄道バス・大利根交通バスの回数券は利用不可 ●前乗り後降り方式。 ●2023年4月1日から、東南部ルートを除いてICカードを導入。交通系ICカード全国相互利用サービスが利用可能になった[5]。運転系統[編集]
廃止路線[編集]
臨時ルート 運賃は無料で、﹁さくら荘﹂の送迎用として使われた車両を利用していた。 ●﹁戸頭駅 - かたらいの郷﹂間︵2007年3月1日 - 2008年3月31日まで運行︶ ●戸頭駅 - 戸頭中前 - グリーンスポーツセンター - あけぼの - 取手市役所 - 取手駅東口 - 八重洲団地 - かたらいの郷 ●﹁藤代駅北口 - さくら荘﹂間︵2007年4月1日 - 2008年3月31日まで運行︶ ●藤代駅北口 - 藤代庁舎 - 藤代スポーツセンター前 - 山王局前 - さくら荘 東北部ルート ●大留ルート ●︵双葉ルート - ︶藤代駅北口 - 下押切 - 高須本田 - 高須 - 大留︵折り返し︶小堀循環バス[編集]
車両[編集]
現行車両[編集]
●日野・ポンチョ ●2013年10月1日 北部ルートへ導入[6] ●2014年9月1日 中央循環東ルートへ導入[7] ●2015年10月1日 中央循環西・西部ルートへ導入[8] ●西部ルートは2024年4月1日より後継車両へ置き換え ●2016年8月12日 東南部ルートへ導入[9] ●2016年9月1日 小堀ルートへ導入[10] ●専用車両が導入されるまでは、関鉄色の小型車両および北部ルート用の車両で運行された[11]。 ●2018年3月1日 東北部ルートへ導入[12] ●BYD・J6 ●2024年4月1日 西部ルートへ導入[13] ●他ルートについても、車両更新の際にEVバスでの置き換えが計画されている[14]。 車両整備時等の代走車両は、関東鉄道受託分については、関鉄色の小型車両で運行。大利根交通受託分については、福祉施設巡回バスで使用していた車両で運行される。過去の車両[編集]
いずれも2006年10月のコミュニティバス運行開始時に導入[15]。2013年10月以降、順次後継車両へ置き換えられた。- 三菱ふそう・エアロミディME
- トヨタ・ハイエース
- 狭隘道路区間のある東北部ルートで使用された。
脚注[編集]
- ^ 取手市議会議事録
- ^ 広報とりで2007年2月15日号
- ^ 広報とりで2007年12月15日号
- ^ “2024年(令和6年)4月1日にコミュニティバスのルート・ダイヤを改正します”. 茨城県取手市. 2024年2月8日閲覧。
- ^ 取手市. “コミュニティバスで交通系ICカードが利用できるようになりました”. 取手市. 2023年4月14日閲覧。
- ^ コミュニティバス「北部ルート(黄色)」の車両が新しくなります
- ^ コミュニティバス「中央循環東ルート」は新しい車両で運行します
- ^ 中央循環西、西部2ルートに新型低床車両
- ^ コミュニティバス「東南部ルート」の車両が新しくなります
- ^ コミュニティバス「小堀ルート」の車両が新しくなります
- ^ 小堀ルートの車両
- ^ コミュニティバス「東北部ルート」の車両が新しくなります
- ^ コミュニティバス「西部ルート」にEVバスを導入します
- ^ 取手市コミュニティバスにEVバス車両を導入
- ^ 取手市コミュニティバス「ことバス」のプロフィール