さだやす圭
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さだやす 圭 | |
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本名 | 貞安 三郎 |
生誕 |
1949年12月7日(74歳) 広島県三原市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1975年 - |
ジャンル |
少年漫画 スポーツ漫画 |
代表作 |
『なんと孫六』 『ああ播磨灘』 |
受賞 | 第9回講談社漫画賞一般部門(1985年) |
さだやす 圭︵さだやす けい、1949年12月7日 - ︶は、日本の漫画家。本名‥貞安 三郎︵さだやす さぶろう︶[1]。代表作は﹃なんと孫六﹄、﹃ああ播磨灘﹄など。
経歴[編集]
広島県三原市出身[1]。1975年に﹃ヘラクレスの手﹄︵﹃増刊少年キング﹄︶で漫画家デビューした[1]。続いて﹃週刊少年キング﹄誌上で﹃神風エース﹄︵読み切り︶、﹃若トラ﹄︵原作・越智正典、1978年連載︶などを発表した。﹃若トラ﹄は、阪神タイガースの掛布雅之が活躍する様を描いた作品で、キャリア初期のヒット作となった。 1981年から﹃月刊少年マガジン﹄で連載を開始した﹃なんと孫六﹄は2014年まで同誌に連載され、連載期間33年の長寿漫画となった[2]。 ﹃おかしな2人﹄で1985年度︵第9回︶講談社漫画賞︵一般部門︶を受賞し[2]、1988年にさだやす圭と同じ広島出身の大林宣彦監督により﹃日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群﹄の題名で実写映画化された[3]。 ﹃ああ播磨灘﹄はアニメ化され、1992年にテレビ東京系で放送された。 漫画家の名胡桃ゆうは実兄、少女漫画家の浦野千賀子は義姉︵兄の妻︶、実子に漫画家のさだやすがいる。作風[編集]
さだやす圭の漫画の主人公は関西弁で話し、豪放磊落・型破りな性格設定の場合が多く、宮下あきらと並んで﹁男くさい﹂作風で知られている。また、主人公を取り巻く作中の登場人物は実在の人物をモデルにしていることが多く、現代社会を風刺しているのも大きな特徴になっている。主な作品[編集]
- ライオン(作・矢島正雄)
- なんと孫六(『月刊少年マガジン』連載)
- おお!補欠(『月刊少年マガジン』連載)
- 若トラ(作・越智正典、『週刊少年キング』連載)
- 猛者!ナンブ(単行本化の際、なんぼのもんじゃに改題)(『週刊少年キング』連載)
- 雷光だ!(『週刊少年キング』連載)
- ああ播磨灘(『モーニング』連載)
- ああ播磨灘外伝 ISAO(『イブニング』連載)
- おかしな2人(作・やまさき十三、『週刊モーニング』連載)
- どうだ貫一(作・真刈信二、『週刊モーニング』連載)
- ダニ(『週刊モーニング』連載)
- 山遊亭海彦(作・立川談四楼、『週刊モーニング』連載)
- 獅子のごとく(作・大谷昭宏、『週刊モーニング』連載)
- ぶたいぬ(『週刊モーニングマグナム』増刊、『アフタヌーン』連載)
- 遊侠武蔵(『週刊モーニング』連載)
- 下呂新左衛門(『モーニングオープン』増刊)
- サンキュウ辰(『週刊漫画ゴラク』連載)
- 雷神孫市(『プレイコミック』連載)
- よろずや喜八(『ビッグコミック増刊』連載)
- フォーシーム(『ビッグコミック』連載)
- フォーシームNEXT(『ビッグコミック』連載)
脚注[編集]
- ^ a b c 長谷邦夫『ニッポン漫画家名鑑―漫画家500人のデータブック』データハウス、1994年、160頁
- ^ a b “なんと孫六 超合本(17)”. 講談社コミックプラス. 2021年3月4日閲覧。
- ^ “日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群”. 映画.com. 2021年3月4日閲覧。