ぼうり
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ぼうり | |
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発祥地 |
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地域 | 大塔村 |
主な材料 |
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食物エネルギー | 593 kcal (2483 kJ)[1] |
ぼうりは、和歌山県大塔村(現・田辺市大塔地区)の郷土料理[2]。里芋(親芋)を丸ごと煮て椀に盛り付けた料理で、大塔村では餅の代わりに御節料理としても食べられていた[2][3]。
由来
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1331年、護良親王が熊野落ちの際に山伏に変装して大塔村を訪れ村人へ餅を所望したが、村には﹁山伏姿の者に便宜を図らないよう﹂との布告が出ていたこともあって、どの家でも断った[1][4][5]。後に山伏姿の者の正体を知った村人は非礼を詫びるため正月に餅をつかず、代わりに里芋を煮込んだ﹁ぼうり﹂を食べるようになったという[1][4][5]。
1935年に大覚寺︵京都市︶で護良親王の六百年忌が営まれた際に、大塔村の村人も参列して過去の非礼を詫び、600個の餅を供えて供養を行った[5]。以降は、正月に餅をつくようにもなったが、正月に﹁ぼうり﹂を食べる文化は一部に継続している[5]。
出典
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(一)^ abc“<正月>ぼうり”. 全国学校栄養士協議会. 2022年7月4日閲覧。
(二)^ ab“﹁べろべろ﹂、﹁ぼうり﹂…… ってどんな料理!? 日本各地の﹁ご当地おせち﹂を調査!”. テレビ東京 (2015年11月12日). 2022年7月4日閲覧。
(三)^ “お椀の中から巨大な里芋が!和歌山のおせち料理﹁ぼうり﹂”. ザ・ニュース (2017年1月1日). 2022年7月4日閲覧。
(四)^ ab“もちつかぬ里の﹁ぼうり﹂” (PDF). 田辺市熊野ツーリズムビューロー. p. 20. 2022年7月4日閲覧。
(五)^ abcd“ぼうり 和歌山県”. 農林水産省. 2022年7月4日閲覧。