まんとくん
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概要
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平城遷都1300年祭の公式マスコットとして発表されたキャラクター﹁せんとくん﹂の選定方法などに疑問を持った地元のデザイナーなどによる民間団体﹁クリエイターズ会議・大和﹂が募集・選定・プロデュースを行う。
2008年4月15日から﹁新しく、楽しく、愛する奈良と平城京1300年﹂というコンセプトで公募を開始。619点の応募があった。選考では、5万票以上の一般投票から5440票の得票で1位選出。6月2日に発表され、この日を誕生日とする。
奈良の象徴である鹿をモチーフとし、平城京のシンボル朱雀門を模した帽子をかぶり、マントを着けている。作者はクロガネジンザ。名称は、最終選考から発表までの間に募集団体と作者とで協議を行い﹁まんとくん﹂と命名した。また、2008年10月27日には﹁クリエイターズ会議・大和﹂が﹁まんとくんネット﹂へ改称した。
キャラクターの著作権はまんとくんネットが保有。商品化には1アイテム2万円の登録料が必要だが、奈良県内の企業・商店がPRに使う場合や、個人での使用は自由で無料という、柔軟なライセンスとなっている。
資金不足で着ぐるみの作成は﹁せんとくん﹂と﹁なーむくん﹂より遅れていたが、2008年12月に完成し、同月7日より使用を開始した。
2009年1月、関西元気文化圏賞︵関西元気文化圏推進協議会主催︶の﹁ニューパワー賞﹂を受賞。
2009年2月、着ぐるみを活用し自発的に運営していくためのボランティア組織﹁まんとくん倶楽部﹂が立ち上がり、﹁まんとくんの中身﹂を募集。
メディア展開
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2009年3月、CD﹃あおによし まんとくん﹄︵ならまち通信社︶発売。﹁まんとくんのうた♪﹂﹁まんとくん音頭♪﹂などを収録。同CDに収録の1300年祭イメージソング﹁あおによし﹂とともに、奈良市中心市街地の商店街などで放送されている。いずれの曲も寮美千子が作詞、清田愛未が作曲・編曲・歌。
2009年9月28日より、ロッテのチューインガムFit'sのテレビCMに登場、佐藤健、佐々木希と共演した。
2010年4月、童話﹃ならまち大冒険 まんとくんと小さな陰陽師﹄︵毎日新聞社︶が単行本発売。2009年11月の毎日新聞大阪本社版連載作品﹁ならまち大冒険﹂に大幅加筆したもの。2010年7月には続編﹁ならまち大冒険 青の巻﹂が、2012年3月には﹁ならまち大冒険 赤の巻﹂が同じく毎日新聞に連載された。いずれも寮美千子が作、クロガネジンザが絵。
2011年4月、日本エイサーのパソコンのCM﹁中の人、変わった?﹂に起用された。
2013年5月、スズキの軽自動車のCM﹁アルト エコ ご当地キャラ篇﹂に起用された。