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カント (路線)

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 (cant)  (bank) 



S

鉄道

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線路におけるカント

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--

JR200 mm[1]180 mm105 mm150 mm西150 - 160 mm1/8[2]4100 mm150 mm90 mm

0.08 G2.8 km/h/sec)60 mm70 mm110 mm90 mm

1.51.2




緩和曲線とカントとの関係

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400 - 1000[3]使

ローラーコースター

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ローラーコースター(ジェットコースター)は主に重力で動く(巻き上げ式や加速式によるエネルギーで走行する)ため、その車体は動力が不要で軽く、レールを車輪が挟み込む構造が可能となっている。そのため鉄道に比べて脱線・横転の発生しづらいローラーコースターは、カントを増やして曲線を高速走行することができる[4]

マッドマウス等、一部小型で単車両のローラーコースターではカントが無く、カーブの際に遠心力を味わう事が出来る。近年ではカーブの内側にカントがつけられた、通称「逆カント」を取り入れたものも現れている[5]が、これらは充分な速度制御によって実現可能になったものである。

自転車競技場

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自転車競技場では、ロール軸の角躍度を最小化するために、横断勾配の規定を含むマッコーネル曲線[6]等の緩和曲線が使われている。

脚注

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(一)^ 123102003668-671CRID 1390001204661703296doi:10.1541/ieejjournal.123.668ISSN 134055512022731 

(二)^ 0DGαα=G/2D11300 mm350 mm1650 mm275 mm

(三)^ 

(四)^ RRR 2008.7   20087

(五)^  !  2014319

(六)^ Highway Curves and Test Track Design  K. A. StonexWilliam A. McConnell 1957

参考文献

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関連項目

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