コモロの国旗
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用途及び属性 |
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縦横比 | 3:5 |
制定日 | 2001年12月23日 |
使用色 |
コモロの国旗︵コモロのこっき︶は、2001年にデザインされ、正式に2001年12月23日に制定された[1]。
歴史[編集]
コモロ諸島はマヨットに始まりフランスによる植民地化が進められ、1886年にはコモロ諸島全体がフランス領コモロ諸島として植民地化された[2]。1908年、コモロ諸島は共通の行政機関︵Colonie de Mayotte et dépendances︶による運営となり、フランス領マダガスカル総督の管轄となった。その後1914年にはコモロ諸島はフランス領マダガスカルの一部として併合された[3]。 1942年9月25日、イギリス軍は枢軸国のヴィシー・フランス領コモロに上陸し、1946年10月13日までコモロを占領した[4]。 1946年10月13日からはコモロは植民地ではなく海外領土となった[5]。翌年、マダガスカルとの行政上の関係はなくなった[5]。1958年にはコモロでもフランス憲法国民投票が行われ、大多数がフランス共同体へのコモロの加盟を求めた[5]。1961年には国内自治が認められ、議会が設置された[5]。国旗[編集]
以前の国旗は、地を全面緑にし、三日月と星を中央に移動させてさらにそれらを少し傾けたものであった。三日月と星を傾けず、さらにアラビア語で国旗右上に﹁アッラー﹂、左下に﹁ムハンマド﹂と書かれていたこともある。現在の国旗にも、緑地に白い三日月を描いた部分はあるが、左側の三角地の部分に限られている。旗には、4本の帯が付けられており、コモロの4つの島を意味している。黄色がムワリ島、白色がマオレ島︵フランス領‥コモロが領有を主張︶、赤色がンズワニ島、青色がンジャジジャ島である。三日月の横の4つの星も同様に、4つの島を意味する。なお、三日月と緑地は、コモロの主要な宗教であるイスラム教のシンボルである。-
?現在の国旗(縦横比2:3の別タイプ)