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サイクルトレーラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サイクルトレーラーの一例。幼児が最大2人乗車でき、安全用の旗をつけている
バスケット籠仕様の運搬用サイクルトレーラー
チャイルドトレーラーとトレーラーバイクを付けた三人乗りタンデム自転車

サイクルトレーラー: Cycle trailer)またはバイシクルトレーラー: Bicycle trailer)、バイクトレーラー: Bike trailer)とは、自転車の後方に連結し、荷物や子供を運搬する被牽引車のことである。また、被牽引車を連結した一連の自転車全体を言う場合もある。

定義

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21

: Child trailer: Kids trailer1 - 2


構造

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二輪トレーラー(チャイルドトレーラー)
一輪トレーラー(トレーラーバイク)



28 - 93

15 - 6

安全装備

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  • トレーラーは自転車よりも高さが低いため、路上では自動車の陰に隠れてしまう。そのため、高く伸ばした3角形の旗をつけることが推奨されている。
  • 連結部分が外れた場合にコントロールを失わないために、ワイヤー等で結んでいる。
  • 自転車と同様、後部には反射器を設置している。
  • 子供を乗せるシートにはシートベルトがあり、風雨よけ(風防)は標準装備である。
  • まれにブレーキを備えるものもある。

日本での法規制

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道路運送車両法に基づく規制

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道路交通法に基づく規制

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30kg120kg450kg[10]750kg[11]

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その他

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自動車オートバイでのトレーラーに関しては、「ライトトレーラー」、「オートバイ用トレーラー」を参照のこと。

出典

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  1. ^ 道路運送車両の保安基準第七十条
  2. ^ a b 道路運送車両の保安基準第七十条から第七十二条まで
  3. ^ [1]
  4. ^ 道路交通法第二条”. 内閣府. 20190107閲覧。
  5. ^ 道路交通法第十七条”. 内閣府. 20190107閲覧。
  6. ^ a b 堅牢な連結装置によりリヤカー1台をけん引する場合のみこの制限解除となる(東京都)
  7. ^ 軽車両と同等となる
  8. ^ 前照灯は不要(道路交通法施行令18条3項)
  9. ^ 以上、東京都道路交通施行細則
  10. ^ 東京都道路交通施行細則では荷台面積が1.65平米を超えるものを大車と言う
  11. ^ 積載寸法、方法制限については細則を参照

関連項目

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