サンマデモクラシー
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サンマデモクラシー | |
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監督 | 山里孫存 |
出演者 |
玉城ウシ ポール・W・キャラウェイ 志ぃさー |
音楽 | 巻く音『jujumo』 |
撮影 | 祝三志郎 |
編集 | 祝三志郎 |
配給 | 太秦 |
公開 | 2021年7月17日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
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沖縄テレビが製作したドキュメンタリー映画の第2弾[2]。歴史に埋もれていた﹁本土復帰を求める運動に火を付けたのは、肝っ玉おばあが起こしたサンマをめぐる裁判だった﹂という事実を軽妙にあがいたドキュメンタリー作品[2]。
焦点を当てる玉城ウシに関する資料はほとんどなく、作品は埋もれた戦後史を掘り起こすことになったという[3]。
沖縄出身の川平慈英がナレーション、うちなー噺家の志ぃさーが口上という形でナビゲート役を務める[4]。なお、川平慈英の父である川平朝清も後述の﹁沖縄の自治は神話﹂発言をじかに聞いた人物として映像中に登場している[5]。
なお、本作は、2022年に﹃サンマデモクラシー 復帰前の沖縄でオバーが起こしたビッグウェーブ﹄︵イースト・プレス︶として書籍化された。
あらすじ
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日本は戦後、サンフランシスコ講和条約︵1952年︶によって主権を回復したが、沖縄では当時、アメリカ軍の琉球列島国民政府︵USCAR︶が事実上、統治していた。日本からの輸入品には関税がかけられていたが、法律に書かれていないサンマにも、根拠のない20%の輸入関税がかかっていた[2]。これをおかしいと気付いた魚屋の女将・玉城ウシは、琉球政府を相手に当時前代未聞だった裁判を起こす。”ラッパ”と呼ばれた政治家・下里恵良、米軍が最も恐れた男”カメジロー”こと瀬長亀次郎らがこの波に加わり、本当の主権回復を求める大きな渦を巻き起こしていく。琉球列島第3代高等弁務官ポール・W・キャラウェイは言う。﹁沖縄の自治は神話﹂だと。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]- 監督・プロデューサー:山里孫存
- 撮影・編集:祝三志郎
- 音楽:巻く音
- ナレーター:川平慈英、藤木勇人
- 制作:沖縄テレビ
- 配給:太秦
脚注
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(一)^ Inc, Natasha (2021年6月16日). “サンマデモクラシー”. 映画.com. 2021年6月19日閲覧。
(二)^ abc“﹁サンマ裁判﹂おばあの闘い 沖縄の民主主義求めた映画 17日から都内で上映”. 東京新聞 (2021年7月11日). 2022年5月15日閲覧。
(三)^ “アメリカに挑んだ沖縄おばぁ玉城ウシとは? 映画﹁サンマデモクラシー﹂監督が明かす”. globe+ (2021年7月17日). 2022年5月15日閲覧。
(四)^ “事実は小説より奇なりを地で行く﹁サンマ裁判﹂|サンマデモクラシー”. M&Aonline (2021年7月17日). 2021年6月13日閲覧。
(五)^ “高等弁務官に立ち向かった玉城ウシから、民主主義をかけた闘いと沖縄女性史を紐解く ﹃サンマデモクラシー﹄山里孫存監督インタビュー”. cinemagical (2021年7月20日). 2021年6月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- https://eiga.com/movie/95126/ サンマデモクラシー]
- サンマデモクラシーオフィシャルサイト