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ストック・エイトキン・ウォーターマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピート・ウォーターマン

 (Stock Aitken Waterman) SAW19801985SAW

概要

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 (Mike Stock) (Matt Aitken) (Pete Waterman)  (A Stock/Aitken/Waterman Production) (PWL Records)80PWL (Pete Waterman Limited)

2008PWE(Pete Waterman Entertainment) 

19801990[1][2]&[3][4][5] Kakko

使Hi-NRGSAW

経歴

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1980年代

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1980年代中期の作品は「ハイエナジー・サウンド」と呼ばれるイギリス発祥のディスコ・ジャンルである。ハイエナジー・ブームの流れにのり、世界中でヒットした。この期に大ヒット作を次々に生み出し、プロデューサーチームとしての地位を築き上げた。

オリジナル曲だけではなく、過去のヒット作のリバイバルも手がけた。お手軽に作られたディスコ曲など、当時は過去のものとされていた古い楽曲を掘り起こして、80年代の同時代的アレンジの楽曲に生まれ変わらせヒット曲とした。バナナラマ「ヴィーナス」、キャロル・ヒッチコック「ゲット・レディー」テンプテーションズ、65年。スモーキー・ロビンソン作曲、パット&ミックがカバーした「レッツ・オール・チャント」78年、マイケル・ゼイガー・バンド、リサ・カーター「恋の診断書」74年、キャロル・ダグラスなどがある。

日本レコード業界でのカバー

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日本のレコード業界が、ユーロビートカバーバージョンを制作したなかで、SAWカバーの日本ものヒットも生まれた。

1990年代

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1990年代末、ピート・ウォーターマンは、Topham/Twiggらと組みステップス、ストック&エイトキンはSCOOCH(スクーチ)、2007年には再びリユニオンしたストック&ウォーターマンでThe Sheilasをプロデュースしている。

2000年代

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2000年代後半頃以降は、マイク・ストック&ピート・ウォーターマン (Stock&Waterman) でリユニオンした楽曲提供が増えている。 ユーロビジョン・ソング・コンテスト2010で、プロデュースした新人歌手Josh Dubovieの「That Sounds Good To Me」という曲で参加し、演奏後の一般投票では最も票を集めたが、「審査自体は10点で脱落」する。

現在

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ピート・ハモンドは2010年頃より再び多くの歌手のリミックスを精力的に行っており、最近ではカイリー・ミノーグの楽曲を数曲リミックスしている。 また同時期より、PWLのファンでオーストラリアの歌手・プロデューサーである、ピーター・ウイルソン (Peter Wilson) は、PWL (SAW) メンバーからのソングライトを受けたり、共作を行い、リミックスは主にハモンドや、PWLのファンでオランダの新しいリミキサーであるマット・ポップ (Matt Pop) によって、多数の自身の楽曲をリリースし、他の歌手へも楽曲提供している。これらは音楽配信されている。

脚注

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  1. ^ ギヴ・ユー・アップ」などがヒットした
  2. ^ 「トイ・ボーイ」がヒット
  3. ^ ヒット曲「セイ・アイム・ユア・ナンバー1」
  4. ^ 「アイ・ジャスト・キャント・ウェイト」がヒット。ローリング・ストーンズのビル・ワイマンと十代で結婚。後に離婚している
  5. ^ Cash Box Top 100 Singles – Week ending October 10, 1987”. Cash Box. 2021年9月2日閲覧。

外部リンク

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