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ドル本位制︵ドルほんいせい、英: Dollar standard︶とはドルを中心的な国際通貨とする国際通貨体制を指す。ブレトンウッズ体制が具体的な例として挙げられる。
国際通貨︵基軸通貨︶はつぎのような機能を有していることが求められる[1]。
(一)自由な交換性。
(二)価値の安定性。
(三)調達の容易さ。
(四)その通貨の発行国の金融市場が国際金融市場としての機能を有していること。
ブレトンウッズ体制下のアメリカ・ドルはこれらの条件を満たしており、世界的に国際通貨として用いられていた。ゆえにブレトンウッズ体制はドル本位制の主たる例として挙げられる。
- ^ 「国際通貨」ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、コトバンク。2015年5月31日閲覧。