ハイサム・ビン・ターリク・アール＝サイード

ハイサム・ビン・ターリク・アール＝サイード Sultan Haitham السلطان هيثم
Haitham in 2023
2代オマーン国王
在位 2020年1月11日 – 在位中
前任者	カーブース・ビン・サイード
法定推定相続人 (王太子)	ティアジン・ビン・ハイサム
首相兼 国防大臣
現職
就任 2020年1月11日
代理官	ファハド・ビン・マフムード・アル・サイード アサド・ビン・ターリク シハブ・ビン・ターリク
前任者	カーブース・ビン・サイード
文化遺産大臣
現職 2002年3月 – 2020年3月1日
首相	カブース・ビン・サイード
前任者	ファイサル・ビン・アリ・アル・サイード
後任者	サレム・ビン・モハメッド・アル・マフルーキ
外務大臣
現職 2020年1月11日 – 2020年8月18日
首相	兼務
前任者	カブース・ビン・サイード
後任者	スルタン・ビン・サレム・アル・ハブシ
出生	(1955-10-11) 1955年10月11日（68歳） オマーン、マスカット
実名	ハイサム・ビン・タリク・ビン・タイムール・ビン・ファイサル・ビン・トゥルキ・ビン・サイード・アル・サイード 英語:Haitham bin Tariq bin Taimur bin Faisal bin Turki bin Said Al Said アラビア語: هيثم بن طارق بن تيمور آل سعيد
王室	ブーサイード家
父親	ターリク・ビン・タイムール
母親	シャワナ・ビント・ハムド・ビン・アフマド・アル・ブサイディヤ
配偶者	アハド・ビント・アブドゥラ・ビン・アル・ブサイディヤ (m. 1989)
子女 ティアジン・ビン・ハイサム ビララブ・ビン・ハイサム トゥラヤ・ビント・ハイサム オマイマ・ビント・ハイサム
信仰	イスラム教イバード派

ハイサム・ビン・ターリク・アール＝サイード︵アラビア語: هَيْثَم بْن طَارِق آل سَعِيد, ラテン文字転写: Hayṯam bn Ṭāriq ʾĀl Saʿīd, 1954年10月13日 - ︶は、オマーン国王︵スルターン︶︵在位‥2020年1月11日 - ︶。前・国王カーブースのいとこにあたる。

日本語の報道では、ハイサム・ビン・タリク・サイドと表記されることがある。

経歴

1979年オックスフォード大学卒業。

1983年から1986年まで初代オマーンサッカー協会会長をつとめ、以後、政治問題担当外務次官︵1986年 - 1994年︶、外務省事務総長︵1994年 - 2002年︶、遺産文化大臣︵2002年 - 2020年︶などを歴任した。

遺産文化大臣在任中の2002年、2008年、2014年に来日している。

2020年1月10日、国王カーブース・ビン・サイードが崩御。カーブースには実子がおらず、また生前に後継者を指名していなかったが、これまではハイサムの異母兄のアスアド・ビン・ターリク・ビン・タイムール・アール・サイード国王代理兼副首相が有力視されていた。 遺言を開封したところ、後継者にハイサムが指名されており、11日に王位を継承した。また、前・国王から引き継ぎ、首相・軍最高司令官・国防大臣・財務大臣・外務大臣も兼職する。2020年8月18日に政府再編の一環として財務大臣と外務大臣を退き、同時に実務を取り仕切っていた財務担当大臣、外務担当大臣の職を廃した。

出典

オマーン王室
先代 カーブース・ビン・サイード	オマーン国王 2020年 -	次代 存命中