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バイエルン放送交響楽団

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ドイツ公共放送連盟 > バイエルン放送 > バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送交響楽団
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
マリス・ヤンソンス指揮・バイエルン放送交響楽団(2016年3月 ウィーン楽友協会大ホールにて)
基本情報
出身地 ドイツの旗 ドイツバイエルン州ミュンヘン
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1949年 -
レーベル ドイツ・グラモフォンソニー・ミュージックほか
共同作業者 バイエルン放送合唱団
公式サイト Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
メンバー 首席指揮者
サイモン・ラトル
本拠地のミュンヘンヘラクレス・ザールドイツ語版
本拠地のヘラクレス・ザールのホール内観


バイエルン放送交響楽団ドイツ語: Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks 英語: Bavarian Radio Symphony Orchestra 英語略称:BRSO)は、ドイツミュンヘンに本拠を置くバイエルン放送専属オーケストラ放送交響楽団)である。

概要

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戦後設立の比較的歴史の浅いオーケストラながら、ドイツを代表するシンフォニー・オーケストラの一つとして、高い評価を受けている。英『グラモフォン』誌(2008年)や、『レコード芸術』誌(2008年)のオーケストラ・ランキングで上位にランクされている。同じくミュンヘンにあるミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とも高レベルでのライバル関係を築いている。拠点はミュンヘンの王宮内にあるヘラクレス・ザールドイツ語版

バイエルン放送には、バイエルン放送交響楽団の他にもミュンヘン放送管弦楽団が所属している。フル編成のバイエルン放送交響楽団に対し、ミュンヘン放送管弦楽団は二管編成の中規模オーケストラで、オペラ、オペレッタのスタジオ録音を多く行なっている。こうした二楽団方式は、ベルリン、フランクフルトなど他のドイツの放送局でも見られる形態である。

沿革

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1949[1]

[1]713[1]292919501051951[1]

19601978[1]1965DG[2]CBS

198219811983[3] 1980[1]

1993200320032019[2]

2023/245  2021111[4]

歴代首席指揮者等

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  1. オイゲン・ヨッフム(1949 - 1960) ドイツの旗 ドイツ
  2. ラファエル・クーベリック(1961 - 1978)  チェコ(当時 チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア
  3. コリン・デイヴィス(1982 - 1992) イギリスの旗 イギリス
  4. ロリン・マゼール(1993 - 2002) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(生まれはフランス
  5. マリス・ヤンソンス(2003 - 2019)  ラトビア
  6. サイモン・ラトル(2023 - ) イギリスの旗 イギリス

脚注

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注釈・出典

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  1. ^ a b c d e f 世界のオーケストラ名鑑387 2009, p. 16-17「バイエルン放送交響楽団」.
  2. ^ a b 世界の名門オーケストラ 2020, p. 16-19 バイエルン放送交響楽団.
  3. ^ 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 8-13「2.バイエルン放送交響楽団」.
  4. ^ Sir Simon Rattle wird Chefdirigent(バイエルン放送交響楽団 2021年1月11日)

参考文献

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ONTOMO MOOK3872009 

ONTOMO MOOK2020 

 (2)   2017ISBN 978-4-87463-207-9 

関連項目

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  • ガスタイク - ミュンヘンに所在する、2387席のコンサートホールを含む複合文化施設。バイエルン放送交響楽団も、当該ホールでもしばしば演奏を行っている。

外部リンク

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