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ターボファンエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バイパス比から転送)
Animation of turbofan, which shows flow of air and the spinning of blades.
2軸式ターボファンエンジンのアニメーション
A. 低圧軸
B. 高圧軸
C. 静止部
1. ナセル
2. ファン
3. 低圧圧縮機
4. 高圧圧縮機
5. 燃焼器
6. 高圧タービン
7. 低圧タービン
8. コアノズル
9. ファンノズル

Turbofan engine[1][1][2][3][1][3][1][2]

1960[2]

概要

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[1][2]

700km/h

[ 1][ 2][ 3]



2

1/21/4[4]



 19501960 F-41970使調調

種類

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コアエンジンの前部にファンを追加したフロントファン形式と、後部に追加するアフトファン形式などが存在したが、現在ではフロントファン形式が主流となっている。

フロントファンのターボファンエンジンで、コアエンジンに使用する空気流入量とファンのみを通過する空気流入量の比率は、バイパス比と呼ばれる。バイパス比の比率により、低バイパス比エンジンと高バイパス比エンジンとに分類される。一般に高バイパス比のものほど、低速向きの特性になる。初期のターボファンエンジンは低バイパス比エンジンであり、後に高バイパス比エンジンが開発された。

低バイパス比エンジン

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一般的な低バイパス比エンジンの構造

12P&W TF30F-111使F-22P&W F119

P&W JT8D1727737


高バイパス比エンジン

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一般的な高バイパス比エンジンの構造

41960

P&W JT9D747使5 GP70008.71


アフトファン式エンジン

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アフトファン式ターボファンエンジンの模式図。ファン駆動用タービン(ピンク色)は、圧縮機と圧縮機用タービンとは独立した軸に配置されている。







990使CJ805-23[ 4]CF700[ 5]

開発史

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フランク・ホイットルは1936年、効率化のためにエンジン内気流をバイパスさせるアイデアについて、特許を出願していた[4]

脚注

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注釈

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(一)^  M53 F404

(二)^ 2

(三)^ 

(四)^ J79CJ805

(五)^ CJ610J85

出典

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  1. ^ a b c d e 正木 大作 (2010年5月). “さらなる燃費向上につながるエンジンを目指して/空と宙 No.36”. 宇宙航空研究開発機構 Jaxa. 2023年5月12日閲覧。
  2. ^ a b c d 日本航空. “航空実用事典”. 2020年3月4日閲覧。
  3. ^ a b 石澤 2013, pp. 18–22.
  4. ^ a b 石澤 2013, pp. 103–114.

参考文献

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, 2013611ISBN 978-4876873289https://grandprix-book.jp/2022/07/07/ジェットエンジン史の徹底研究基本構造と技術変/ 

外部リンク

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  engine & powerplant

, , , , , TR-1289199641-7ISSN 03894010NAID 110006259742