バンブル
表示
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4d/Bumblebee_%288023382295%29.jpg/250px-Bumblebee_%288023382295%29.jpg)
バンブル︵Bumblebee︶は、ハズブロとタカラトミーが展開する﹃トランスフォーマー﹄シリーズのキャラクター。以降のシリーズに幾度も登場する。
G1[編集]
﹃戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー﹄の第1話﹁地球への道﹂から登場。声を担当したのは英語版がダン・ギルヴェザン、日本語版が塩屋翼。性格・特徴[編集]
サイバトロンの小型戦士ミニボットの一人。セイバートロン星にいたころは下部から本体と一体化した翼の広がる円盤型エアカーに変形していた。地球ではフォルクスワーゲンビートルをスキャンしてそれに変形する。 人懐っこい性格で友人を守るため勇敢に戦う。仲間内で最も小柄であり、体力面でも劣る。しかし己を卑下することは無く、勇気に機知、それらを活かす行動力を備え、活躍が多い。テックスペックでもミニボットであることへの誇りを感じさせる。一人称は﹁オイラ﹂で、口癖は﹁ほーんと﹂。大型オートボットの中でもコンボイ/Optimus Primeを心から慕っている。アニメでも、作戦に成功すると﹁早くコンボイ司令官の喜ぶ顔が見たいな﹂、敵地で死を覚悟すると﹁コンボイ司令官にさよならを言いたかったよ﹂と、コンボイへの思いを口にしている。 また、その体の小ささから来る隠密性と勇気は肉体的な弱さを補って余りある。サイバトロンのメンバーの中で、最も燃費と視力に優れている。左腕に無線が、左肩にレーダーがそれぞれ仕込まれており、カーモードでは潜水機能を有する。武器としては通常のビームガンの他、先端が三つ叉の矛状になった水中銃を使用したことがある。 地球の少年スパイクと親しくなり、スパイクとは彼を乗せて移動するシーンも多々あり、度々行動を共にするようになる。第25話﹁メガトロン地球征服作戦Part1﹂でメガトロン/Megatronの詭計によって地球人が自分たちを悪と思い込まされた際、仲間が﹁だから信用できない﹂と言うと﹁︵昔から共に戦っていた仲間以上の︶一番の親友は人間﹂と反論した。 名前の由来はマルハナバチ。活躍[編集]
﹃戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー﹄では第1話より登場。地球人の少年スパイクと親友になり、彼を始め多くの仲間と共に全編に渡って活躍した。 OVA﹃スクランブルシティ発動編﹄ではスクランブルシティ建設に従事しているスパイクに休憩を促していた。 ﹃ザ・ムービー﹄ではスパイクと共にムーンベース2にてデストロンを監視。メガトロンが倒れた後ユニクロン/Unicronに襲撃され、ベースに自爆装置をセットし、シャトルで脱出を試みるも捕食されてしまう。その後ユニクロン体内で処理されそうになっていたが、スパイクの息子ダニエルの手によって救出される。 ﹃2010﹄においても引き続き登場。地球のサイバトロン基地に残っていたが、ダイナザウラー戦で破壊されたことをきっかけに、他のミニボットと同様にスクランブルシティに配属。宇宙ペストによる動乱の際は感染したスペリオンの手により負傷。瀕死の重傷を負うが、クインテッサ星人の手でゴールドバグ/Goldbugとなって再生される。コミックでの活躍[編集]
テレビマガジン版トランスフォーマーの第2話では東京の町を主人公の少年ケンジと共にパトロールしていた際、サウンドウェーブ率いるカセットロンに襲われるが、機転を効かせ撃退している。作画を担当していたまがみばんはお気に入りキャラにバンブルを挙げている[1]。玩具︵G1︶[編集]
ニューミクロマンのミクロロボットCARの流用。﹃トランスフォーマー﹄では﹁11﹂のナンバーを与えられ、1985年6月に発売。1986年に海外と同じブリスターバックにて﹁C-56﹂として販売された。型変更した同型キャラとしてクリフ/Cliffjumperと、ハブキャップ/Hubcapがいる。国内での発売当時は赤いバンブルが混入されることもあった。金型がクリフと同じだったために赤いバンブルと黄色いクリフが生産されたという説があるが真相は不明。また、双方ともにアニメでも作画ミスという形で登場している。さらに、バンパーと呼ばれる本来ラインナップに入っていないファミリアタイプまで混入する始末だった。 2003年3月には海外で発売された﹃TRANSFORMERS KEY CHAIN﹄がミニボットキーチェーンとして復刻。シークレットとしてブラックバージョンも存在する。 2004年1月には﹃トランスフォーマー コレクション﹄の﹁20ミニボットチーム﹂として復刻され、顔がアニメに準拠したものに改修されている。 2008年7月には﹃トランスフォーマー アンコール﹄﹁09バンブル&ミニボット﹂として改修版がさらにアニメに準じた彩色で復刻された。 ゴールドバグ︵商品名はゴールドバック︶はスロットルボットとして発売。ゼンマイによるブルバック走行ギミックが加えられた。その他の玩具[編集]
マクドナルド DVD版での配布 サイバトロン戦士9セット セブンより発売された塩ビ人形セットに付属。 極小変形トランスフォーマー 変形可能な縮小版。シリーズ第1弾にラインナップ。 Qロボ コレクションフィギュア セブンイレブン専用カプセル玩具﹁ガチャボックス﹂で発売されたディフォルメフィギュア。サイバトロン側のラインナップ。アニメで使用したウインチアームを展開している。全16種類。クリア版も存在する。 トランスフォーマーG1 カバヤより発売。モノクロのボトルキャップフィギュア。全12種類+シークレット2種類。ナンバーは﹁C-4﹂。 トランスフォーマー ヒストリーコレクション -1st- カバヤより発売。彩色済みボトルキャップフィギュア。全6種類+シークレット1種類。 nanoblock バンブル 河田より発売。赤外線操縦機能を持ち、組み換えだけで変形可能[2]。海外展開[編集]
プリテンダーではゴーグルをつけたアウターシェルを纏って登場。日本ではインナーロボットのみがマイスター/Jazz・グリムロック/Grimlock・スタースクリーム/Starscreamとの4体セット商品﹁ヒーローセット﹂として販売された。 トランスフォーマー アクションマスターでは銃にもなるヘリパック/Heli Packが付属している。G2[編集]
海外版G-2において、日本では未発売だった金メッキ仕様になった初代玩具が再発売された。 ゴーボッツでは同じく日本では未発売だったハイビーム/Highbeamの色違いとして登場。日本オリジナルの﹃カーロボット﹄ではスパイチェンジャーのエックスカーとして発売された。マイクロン伝説[編集]
マイクロンのウィーリー/High Wire、バンク/Grindor、アーシー/Sureshockの合体した姿が日本ではバンブルと呼ばれる︵英語版での名称はPerceptor︶。G1に登場したバンブルやウィーリーと同様、子供と篤い信頼関係にある。
続編﹃スーパーリンク﹄に登場したクリフジャンパーは日本版では明言されていないが、海外版では同一の存在という設定。
玩具︵マイクロン伝説︶[編集]
日本では2002年12月27日に﹁MM-01 ストリートアクションマイクロン﹂として発売。 2003年2月1日には、アニメに準拠した色にスーパーアニメカラーバージョンがアニメOPシングルCDに付属。 2003年11月19日発売の﹁マグナコンボイDXセット﹂にはエクスディメンションズ版が同梱された。バイナルテック[編集]
オルタニティ﹁A-03﹂ではSUZUKI SWIFT SPORTのチャンピオンイエローカラーとして登場。クリフも同型のシュプリームレッドパールカラーとしてラインナップに加わる。実写映画版[編集]
「トランスフォーマー (2007年の映画)」および「バンブルビー (映画)」も参照
声 - マーク・ライアン︵第1作︶、エリック・エーダール︵最後の騎士王︶、ディラン・オブライエン︵バンブルビー︶
日本語吹き替え - 加藤亮夫︵第1作︶、小原雅人︵最後の騎士王︶、木村良平︵バンブルビー︶
斥候として逸早く地球に来ており、最初︵1980年代︶はフォルクスワーゲンビートル、後︵1980年代~2000年代︶にシボレー・カマロの1974年型に変形。日本でも海外版と同じく﹁バンブルビー、アメリカ発音=[b́ʌmblbìː]﹂と呼称。後に新型にアップグレード。日本版玩具での名称は﹁ニューバンブルビー﹂。かつてメガトロン/Megatronとの戦いで言語回路が破損し、発声出来なくなった設定となっている。