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ベリリウムの同位体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベリリウム10から転送)

稿

[]


2012419Be9Be

5Be[]


5Be41555Be14Li4Li13He

6Be[]


6Be24He4He5

7Be[]

7Be

7Be537Li7Be200357Be5[1]

8Be[編集]


8Beα24He4He

8Be4He4He12C8Be24He

9Be[]


9Be

10Be[]


10Be100β10B10Be14C[2][3]

11Be[]


11Be1011Beβ11Bβα7Li11Be11B97.12.9α7Li

12Be13Be14Be[]


12Be13Be14Be

15Be[]


15Be

[]


1

一覧[編集]

同位体
核種
Z(p) N(n) 同位体質量 (u) 半減期 核スピン数 娘核種 天然存在比 天然存在比
(範囲)
励起エネルギー
5Be 4 1 5.04079(429)# (+1/2)# 4Li
6Be 4 2 6.019726(6) 5.0(3) × 10−21 s [0.092(6) MeV] 0+ 4He
7Be 4 3 7.01692983(11) 53.22(6) d −3/2 7Li
8Be 4 4 8.00530510(4) 6.7(17) × 10−17 s [6.8(17) eV] 0+ 4He
9Be 4 5 9.0121822(4) 安定 −3/2 安定 1.0000
10Be 4 6 10.0135338(4) 1.51(6) × 106 a 0 10B
11Be 4 7 11.021658(7) 13.81(8) s +1/2 11B or 7Li
12Be 4 8 12.026921(16) 21.49(3) ms 0 12B or 11B
13Be 4 9 13.03569(8) .5(1) ns +1/2 12Be
14Be 4 10 14.04289(14) 4.84(10) ms 0 12B or 13B or 14B
15Be 4 11 15.05346(54)# <200 ns
16Be 4 12 16.06192(54)# <200 ns 0 14Be
17Be 4 13
  • #でマークされた値は、全てが純粋に実験値から算出されたものではなく、一部体系的な傾向から導き出された推定値を含んでいる。明確なデータが得られていない核スピンに関しては、かっこ書きで表記している。
  • 同位体存在比の正確さと質量数は変化によって制限される。天然存在比の範囲は、通常の地球上のどの場所でも同じはずである。
  • 数値の最後にかっこ書きで表記しているのは、その値の誤差を示している。誤差の値は、同位体の構成と標準の原子質量に関しては、IUPACが公表する誤差で表記しており、それ以外の値は、標準偏差を表記している。

脚注[編集]

  1. ^ 市橋正生、「日本付近の地震発生日と高崎の大気中ベリリウム-7濃度の関係に係る統計分析」 『地震 第2輯』 2011年 64巻 1号 p.23-32, doi:10.4294/zisin.64.23
  2. ^ 太陽黒点の長期変動(17 世紀以来)の謎 理科年表 オフィシャルサイト
  3. ^ 名古屋大学年代測定総合研究センターについて 名古屋大学年代測定総合研究センター

参考文献[編集]