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マルチプレクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルチプレクサとデマルチプレクサの動作デモ

(multiplexer)MUX

通信

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1使

IPIP



使

ディジタル回路

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マルチプレクサ

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マルチプレクサの概略図

n2n1

(selection inputs)

2A BSY



A B S Y
0 0 0 0 (B選択)
0 0 1 0 (A選択)
0 1 0 1 (B選択)
0 1 1 0 (A選択)
1 0 0 0 (B選択)
1 0 1 1 (A選択)
1 1 0 1 (B選択)
1 1 1 1 (A選択)

あるいは、カルノー図で表すと以下のようになる。

Y
S
0 1
AB 00 0 0
01 1 0
11 1 1
10 0 1

883 X0 X7 S4S2S1 S4 S1 S2 X5 

マルチプレクサの連結

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小さいマルチプレクサを複数連結することで大きなマルチプレクサを構成可能である。例えば 8入力マルチプレクサは、2個の4入力マルチプレクサの出力を1個の2入力マルチプレクサの入力に接続することで構成できる。2個の4入力マルチプレクサの選択制御入力(2本)には同じ信号を接続するので、全体として選択制御入力は3本となり、8入力マルチプレクサと等価になる。

マルチプレクサ機能のあるIC

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7400シリーズのマルチプレクサ機能を持つICを以下に列挙する。

IC型番 機能 出力状態
74157 2入力MUX×4 出力は入力と同じ
74158 2入力MUX×4 出力は入力を逆転させたもの
74153 4入力MUX×2 出力は入力と同じ
74352 4入力MUX×2 出力は入力を逆転させたもの
74151A 8入力MUX 出力は2本。一方は逆転させたもの
74152 8入力MUX 出力は入力を逆転させたもの
74150 16入力MUX 出力は入力を逆転させたもの

デマルチプレクサ

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4出力デマルチプレクサの回路図



8 (X)3 (S4, S2, and S1)8 (A0 A7) S4 S1  High S2 A5 X Low 

 High 1 High 

汎用ロジックIC

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以下は74シリーズ汎用ロジックICのデマルチプレクサである。

IC型番 機能 出力状態
74139 4出力DEMUX×2 出力は入力を逆転させたもの
74155 4出力DEMUX×2 両方の出力がある。
74156 4出力DEMUX×2 出力はオープンコレクタ
74138 8出力DEMUX 出力は入力を逆転させたもの
74154 16出力DEMUX 出力は入力と同じ
74159 16出力DEMUX 出力はオープンコレクタで、入力と同じ

アナログ回路

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4000IC40164066, 405140524053406640164016IC使

使

関連項目

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