レンゲショウマ
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レンゲショウマ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Anemonopsis macrophylla | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
レンゲショウマ(蓮華升麻) |
レンゲショウマ︵蓮華升麻、学名:Anemonopsis macrophylla︶は日本特産の1属1種の花。キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草。
概要[編集]
花が蓮に、葉がサラシナショウマ︵晒菜升麻︶に似ているので、レンゲショウマ︵蓮華升麻︶の名がつけられた。[1]。 花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は二-四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。 高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。類似した和名の種としてユキノシタ科︵現アジサイ科︶のキレンゲショウマ︵黄蓮華升麻 Kirengeshoma palmata︶がある。これは本種に似て、黄色い花をつけることからの命名である。分布[編集]
本州︵東北地方南部~近畿地方︶の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。複数の都道府県でレッドリストの絶滅危惧種︵絶滅危惧I類︶や絶滅危惧II類などに指定されている[2]。田中澄江が﹃新・花の百名山﹄の著書で甲武信岳を代表する花の一つとして紹介した[3]。御岳登山鉄道が毎年8月に、﹁御岳山レンゲショウマまつり﹂を開催している[4]。脚注[編集]
(一)^ “青梅市観光協会”. 2012年8月28日閲覧。
(二)^ “日本のレッドデータ検索システム︵レンゲショウマ︶”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年8月5日閲覧。
(三)^ 田中澄江﹃新・花の百名山﹄文春文庫、1995年6月、154-157頁。ISBN 4-16-731304-9。
(四)^ “第12回御岳山レンゲショウマまつり”. 御岳登山鉄道. 2011年8月5日閲覧。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/59/Anemonopsis_macrophylla_Rengesyouma_in_Hijiridake_2001-8-24.jpg/200px-Anemonopsis_macrophylla_Rengesyouma_in_Hijiridake_2001-8-24.jpg)
聖岳下部の樹林帯にて・2001年8月