中場利一
中場 利一 (なかば りいち) | |
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誕生 |
1959年4月3日(65歳) 日本 大阪府岸和田市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
デビュー作 | 『岸和田少年愚連隊』 |
ウィキポータル 文学 |
中場 利一︵なかば りいち、1959年[1]4月3日[2] - ︶は、日本の作家。大阪府岸和田市出身[2]。血液型O型。本名の読み方はなかば としかず。
経歴[編集]
工業高校を中退。﹃本の雑誌﹄︵本の雑誌社︶の読者投稿欄への投稿がきっかけで、1994年、自伝的小説﹃岸和田少年愚連隊﹄でデビュー。 その他の作品に﹁岸和田少年愚連隊・血煙り純情編﹂などがある。 ﹃岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇﹄などの映画・ビデオ化作品に出演している。著作[編集]
小説[編集]
岸和田少年愚連隊シリーズ[編集]
●岸和田少年愚連隊 本の雑誌社、1994 のち幻冬舎文庫、講談社文庫、集英社文庫 ●岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇 本の雑誌社、1995 のち講談社文庫、集英社文庫 ●岸和田少年愚連隊 望郷篇 本の雑誌社、1998 のち講談社文庫、集英社文庫 ●岸和田少年愚連隊 外伝 本の雑誌社、1999 のち集英社文庫 ●愚連 : 岸和田のカオルちゃん 講談社 1999 のち﹃岸和田のカオルちゃん﹄講談社文庫、集英社文庫 ●岸和田少年愚連隊 完結篇 本の雑誌社、2002 のち講談社文庫、集英社文庫 ●リョーコ 角川書店 2003 のち文庫 ●純情ぴかれすく その後の岸和田少年愚連隊 本の雑誌社、2005 のち講談社文庫、集英社文庫 ●岸和田の血 本の雑誌社 2009 ●岸和田少年愚連隊 不死鳥篇 カオルちゃーん!!光文社 2016シリーズ外小説[編集]
●えんちゃん : 岸和田純情暴れ恋 マガジンハウス 2000 のち角川文庫 ●野山課長の空白 幻冬舎 2000 ●バラガキ 講談社 2000 のち﹃バラガキ : 土方歳三青春譜﹄講談社文庫 ●スピン・キッズ 徳間書店 2001 のち文庫 ●スケバンのいた頃 講談社 2002 のち講談社文庫 ●Nothing 光文社 2004 のち文庫 ●ノーサラリーマン・ノークライ 幻冬舎 2004 のち文庫 ●ミスター・シープ ノーサラリーマン・ノークライ2幻冬舎 2006 のち文庫 ●シックスポケッツ・チルドレン 集英社 2007 のち文庫 ●黒猫 : 沖田総司の死線 朝日新聞出版 2009 ●走れ!ビスコ 幻冬舎 2009 ●走らんかい! : 岸和田だんじりグラフィティ 集英社 2010 ●あなた明日の朝お話があります 光文社 2010 ●雨の背中 光文社 2011 のち文庫 ●ロケンロール空心町 本の雑誌社 2012 ●離婚男子 光文社 2013 のち文庫エッセイ[編集]
●どつきどづかれ : 岸和田ケンカ青春記 徳間書店 1998 ●一生、遊んで暮らしたい 角川書店 1998 のち文庫 ●ドン!本の雑誌社 1999 のち﹃さあ、きょうからマジメになるぞ!﹄角川文庫 ●話はわっしょれ~ 本の雑誌社 2002 ●昔々あるところに… ぴあ 2006 ●ほたら、一丁。本の雑誌社 2008 ●この子オレの子!本の雑誌社 2014出演[編集]
●岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇︵1997年︶ - イサミちゃん ●岸和田少年愚連隊 望郷︵1998年︶ - 港の男 ●岸和田少年愚連隊 野球団 <岸和田少年野球団>︵2000年︶ - 喫茶店のマスター ●岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE I︵2001年︶ - イサミ ※特別出演その他[編集]
●半パン・デイズ 重松清 講談社、2002 文庫版解説 - 重松清がこの作品を書く際に手本にしたのが、﹁岸和田少年愚連隊﹂だという。[3]関連項目[編集]
●清原和博 - 同郷で共に岸和田出身者の象徴として、特に清原の番長キャラへの転換以後は引き合いに出されることが多い脚注[編集]
- ^ “第41回 中場 利一さん - 作家の読書道”. 本の雑誌社 / 博報堂 (2005年3月). 2023年1月31日閲覧。
- ^ a b “中場利一のプロフィール│WEBザテレビジョン”. KADOKAWA CORPORATION. 2023年1月31日閲覧。
- ^ 『半パン・デイズ』「文庫版のためのあとがき」p.428
外部リンク[編集]
- 作家 中場利一 公式サイト - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分)
- 中場利一ファンサイト