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企業結合会計

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企業結合の概要

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111

TOB




会計上の分類および会計処理

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企業結合についての会計上の分類は、法形式上の形態(合併・株式交換等)に関わりなく、当事企業間の支配従属関係の観点から次の3種類に大別される。

  1. 取得
  2. 共同支配企業の形成
  3. 共通支配下の取引

取得

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便


  1. 取得企業の決定(判定)
  2. 取得原価の算定
  3. 取得原価の配分
  4. のれん(または負ののれん)の会計処理

取得原価の算定

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被取得企業(又は取得した事業)の取得原価は、原則として、取得の対価(支払対価)となる財の企業結合日における時価で算定する。

取得原価の配分

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取得原価は、被取得企業から受け入れた資産及び引き受けた負債のうち企業結合日時点において識別可能なもの(識別可能資産及び負債)に対して、企業結合日時点の時価を基礎として配分する。

のれんの会計処理

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共同支配企業の形成

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(一)

(二)






共通支配下の取引

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個別財務諸表上の会計処理

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簿



簿

連結財務諸表上の会計処理

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  • 共通支配下の取引は、内部取引としてすべて消去する。
  • 少数株主との取引については、連結会計基準における子会社株式の追加取得及び一部売却等の取扱いに準じて処理する。

関連項目

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外部リンク

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