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但馬皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
但馬皇女
時代 飛鳥時代
生誕 不詳
薨去 和銅元年6月25日708年7月17日
父母 父:天武天皇、母:藤原鎌足氷上娘
兄弟 一覧
高市皇子?
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但馬皇女に関する歌[編集]

  • 万葉集巻第2 114番(穂積皇子を偲ぶ但馬皇女作の歌)
    • 秋の田の穂向きの寄れること寄りに 君に寄りなな言痛かりとも
  • 万葉集巻第2 115番(穂積皇子が近江の志賀に遷った時の但馬皇女作の歌)
    • 遺れ居て恋ひつつあらずは追ひ及かむ 道の隈廻に標結へ我が背
  • 万葉集巻第2 116番(穂積皇子との密会が露見した際に詠んだ歌)
    • 人言を繁み言痛み己が世に 未だ渡らぬ朝川渡る
  • 万葉集巻第8 1513番(穂積皇子作の歌)
    • 今朝の朝明雁が音聞きつ春日山 黄葉にけらしあが情痛し
  • 万葉集巻第8 1515番(但馬皇女作の歌)
    • ことしげき里に住まずは今朝鳴きし 雁に副ひて往かましものを
  • 万葉集巻第2 203番(穂積皇子の挽歌。但馬皇女が薨去した後、雪の降る日に但馬皇女の墓を遥かに見て作った歌)
    • 降る雪はあはにな降りそ吉隠の 猪養の岡の寒からまくに