佐々木淳子
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佐々木 淳子︵ささき じゅんこ、1955年6月23日 - ︶は、日本の漫画家。血液型はAB型。
東京都目黒区出身[1]。実家はだんご店。東京デザイナー学院アニメーション科を卒業しており、学院在籍中は漫画研究会に所属していた[2]。アシスタントを経て、1977年、﹃週刊少女コミック増刊号﹄掲載の﹃キムのゆうれい﹄でデビュー。小学館、新書館、角川書店、あおば出版など、活動の場は幅広い。
漫画家の酒井美羽とは東京デザイナー学院で同じ科にいた[3]。一時期は美内すずえ[4]、樹村みのり[5]のアシスタントを経験している。
異世界を舞台とするSFジャンルの作品を得意とし、また夢、時間がテーマの作品が多い。代表作に﹃ダークグリーン﹄など。
2007年4月より、講談社の運営するウェブコミック閲覧サイト﹃MiChao!﹄において、﹃ダークグリーン﹄の続編となる﹃ディープグリーン﹄を連載。2009年12月の﹃MiChao!﹄の更新終了とともに連載も終了した︵単行本全4巻︶。
さらに、﹃ディープグリーン﹄の続編・﹃ディメンショングリーン﹄が、現在同人誌として刊行されている[6]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]連載作品
[編集]- ブレーメン5 (全6巻)(フラワーコミックス、1982年1月 - 1989年10月)
- 那由他 (全3巻)(フラワーコミックス、1982年6月 - 1983年1月)
- ダークグリーン (全10巻)(フラワーコミックス、1983年9月 - 1988年2月)
- 青い竜の谷 (全7巻)(あすかコミックス、1990年 - 1993年)
- ブルーオベリスク(あすかコミックス、1992年)
- アイン・ラーガ (全6巻) (あすかコミックス、1993年 - 1994年)
- リュオン(幻冬舎コミックス、2004年)
- G・ZOOへようこそ(ギャラクシー・ズーへようこそ)(Meguコミックス、2005年)(聖悠紀作、超人ロックシリーズのシェアード・ワールド)
- ディープグリーン (全4巻)(講談社、2007年 - 2009年)
- リュオン (文庫版 (幻冬舎)、2011年1月)
短編集
[編集]- Who! ―超幻想SF傑作集 (マイコミックス、1981年)(短編集)
- Who! ―超幻想SF傑作集 (シティコミックス、1983年)(新装版、短編集)
- ドリームダストメモリーPart1(ペーパームーンコミックス、イラスト集・短編集。1983年)
- ドリームダストメモリーPart2(ペーパームーンコミックス、1984年)
- どんどん長くずんずん深く(ペーパームーンコミックス、1984年)(短編集)
- どんどん長くずんずん深く
- スタート
- アリス・現実な国で
- そのむこう
- 鏡の国から…
- 佐々木淳子イラスト集 - DARK GREEN VISUAL MESSAGE 夢(1986年)
- ドリームダストメモリーPart3(ペーパームーンコミックス、1987年)
- SHORT TWIST(プチフラワーコミックス、1988年)
- SHORT TWIST (『プチフラワー』1988年6・7月号)
- ルオスG (『少年ビッグコミック』1987年5・6月号)
- Who! ―超幻想SF傑作集 (ベルコミックス、1993年) (新装版、短編集)
- ボーイな君 ―佐々木淳子ワールド(フラワーコミックス、1999年)(短編集)
- ボーイな君
- ダイエット特別セミナー
- ゴミ☆ぱにっく
- 夢果てる
- SHORT TWIST ―佐々木淳子傑作選 (BIRZ COMICS SPECIAL、2011年3月)
単行本併録短編
[編集]
●キムのゆうれい︵1977年。﹃那由他﹄1巻収録︶
●テレポート︵1974年。メディアファクトリー版﹃那由他﹄2巻収録︶
●みどりの大地︵1976年。﹃ブレーメン5﹄3巻収録︶
●マーティン!︵1976年。ドリームダストメモリーPart2収録。同人誌掲載作品であり﹃ぱふ﹄1983年5月号(61頁-)に再掲︶
●白き銀河の果てに︵1977年、北浦圭との合作。ドリームダストメモリーPart1収録︶
●恐竜の絵本︵1980年、同人誌からの再録。﹃那由他﹄2巻収録[7]︶
●二次元チョモコモ︵1981年。﹃ブレーメン5﹄2巻収録︶
●セピア色したみかづき形の…︵1981年。﹃那由他﹄3巻収録︶
●霧ではじまる日︵1982年。﹃ブレーメン5﹄4巻収録︶
未収録作品
[編集]脚注
[編集]
(一)^ SHORT TWIST 佐々木淳子傑作選 (BIRZ COMICS SPECIAL、2011年3月) ﹁PLOFILE﹂より
(二)^ ﹁特集 佐々木淳子﹂﹃ぱふ﹄雑草社、1983年5月号 より。
(三)^ 同﹃ぱふ﹄36頁。
(四)^ 同﹃ぱふ﹄24頁。なお34頁によると、同時期のアシスタントに葉月秋子がいた。
(五)^ 同﹃ぱふ﹄28頁。なお24頁掲載の美内の談話によると、当時佐々木が美内と樹村の両方のアシスタントをしており佐々木を両方で欲しがった際、樹村が﹁佐々木でなければ描けない箇所がある﹂と訴えたため、美内は諦めたという。
(六)^ エッセイ・ピー太の部屋 第31回︵2010年3月︶ 佐々木淳子 Official Website
(七)^ 同﹃ぱふ﹄73頁。