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六師外道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パーリ経典に登場する沙門[1] (六師外道)
(沙門果経より[2])
沙門[1] 論(思想)[2]
プーラナ・カッサパ 無道徳論、道徳否定論: 善行も悪行もなく、善悪いずれの報いも存在しない。
マッカリ・ゴーサーラ
(アージーヴィカ教)
運命決定論 (宿命論): 自己の意志による行いはなく、一切はあらかじめ決定されており、定められた期間流転する定めである。
アジタ・ケーサカンバリン
(順世派)
唯物論感覚論快楽主義: 人は四大からなり、死ぬと散じ何も残らない。善悪いずれの行いの報いもないとし、現世の快楽・享楽のみを説く。
パクダ・カッチャーヤナ
常住論者
要素集合説:人は地・水・火・風の四元素と、苦・楽および命(霊魂)の七つの要素の集合にで構成され、それらは不変不動で相互の影響はない。
マハーヴィーラ
(ジャイナ教)
相対主義、苦行主義、要素実在説: 霊魂は永遠不滅の実体であり、乞食・苦行生活で業の汚れを落とし涅槃を目指す。
サンジャヤ・ベーラッティプッタ
不可知論懐疑論: 真理をあるがままに認識し説明することは不可能であるとする。判断の留保。

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[3][3][3][4]

16

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Purana Kassapa 



[5][5]

Pakudha Kaccayana 

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[5][6][6][6]

Ajita Kesakambalin 

[7]

[8][8][8][7] Carvaka[7][8]

Makkhali Gosala 

宿

[8][8][8][7][8][9][8]

Sanjaya Belatthiputta 



[10][11][11]

 Nigantha Nataputta )

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[13][14][14][14][9][15]

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, 


脚注[編集]

  1. ^ a b 水野弘元『増補改訂パーリ語辞典』春秋社、2013年3月、増補改訂版第4刷、p.334
  2. ^ a b DN 2 (Thanissaro, 1997; Walshe, 1995, pp. 91-109).
  3. ^ a b c 早島 1982, pp. 27–28.
  4. ^ 川崎 1993, p. 48.
  5. ^ a b c 早島 1982, p. 29.
  6. ^ a b c d 川崎 1993, pp. 46–47.
  7. ^ a b c d 川崎 1993, p. 47.
  8. ^ a b c d e f g h i 早島 1982, p. 30.
  9. ^ a b (Thanissaro, 1997; Walshe, 1995, pp. 91-109).
  10. ^ 早島 1982, pp. 31–32.
  11. ^ a b 川崎 1993, pp. 47–48.
  12. ^ 早島 1982, p. 32.
  13. ^ 早島 1982, p. 33.
  14. ^ a b c 川崎 1993, pp. 50–51.
  15. ^ DN-a (Ñāṇamoli & Bodhi, 1995, pp. 1258-59, n. 585).

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1993ISBN 978-4-595-21344-1 

1 1982ISBN 978-4-13-012015-9 

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外部リンク[編集]