利用者:ムネイシ/浄霊 (世界救世教)
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浄霊 (世界救世教)とはこの世にさ迷っている地縛霊を浄化して霊界に導くことである[1]。
もともと浄霊という言葉は、日本において第二次世界大戦終結直後︵1948年頃︶に、世界救世教教祖岡田茂吉によって同教団内で使用する宗教的儀式の名称として造語[2]されたものである。
概要[編集]
日本の宗教法人 世界救世教およびその系列教団によって行われている宗教的儀式。 元々は岡本茂吉が入信していた大本教の出口王仁三郎氏による手かざし療法に由来する[3]。 この儀式は、1対1、もしくは、1対多で向かい合い、施術者が対面する相手に手のひらをかざすことで、神の光を相手の魂や身体に放射して浄め、病気やさまざまな悩みを解決するというものである。いわゆる手かざしである。 世界救世教の浄霊の﹁霊﹂の文字は、幽霊の﹁霊﹂ではなく、魂を意味する。霊能者用語の浄霊の影響で、憑依霊を退散させる儀式であると誤解を受けることがあるが、世界救世教の浄霊によって浄める対象は、憑依霊ではなく、対面している人間の魂である。 世界救世教はブラジルやタイを始めとし、国外約90カ国以上に教線を広げており、合計100万人以上の外国人信徒が浄霊を行っている。外国でも、浄霊は﹁ジョウレイ﹂と日本語で呼ばれており、世界救世教ではJohrei という表記でこの言葉の国際化を目指している。 世界救世教は、浄霊が可能な複数の医療機関を開設しており、健康保険の適用を受ける事ができる。備考[編集]
●宗教的儀式である浄霊には、科学的裏付けなど無いのは当然であるが、世界救世教では、浄霊の効果の科学的検証を、医学者や科学者らの助力を得て試みており、実際に研究者による学術論文なども発表されている。 ●ヒーリングに寛容なイギリスでは、浄霊は健康保険が適用できる代替医療として認められている。 ●浄霊は宗教的儀式ではあるが、その習得に改宗の必要がないとされているため、他宗教の指導者、例えば、ブラジルなどのキリスト教国では牧師や神父が、スリランカなどの仏教国では僧侶が、彼らが世話をする信者や檀家らの苦悩を救済する方法として浄霊を習得し、実行している。 ●崇教真光など真光系諸教団は世界救世教の分派であるが、教団らが行う手かざしは﹁お浄め﹂﹁真光の業﹂などと呼称し、浄霊とは呼称しない。関連項目[編集]
●岡田茂吉 ●世界救世教 ●Johrei︵英語︶ ●Johrei︵ポルトガル語︶脚注[編集]
(一)^ 霊能者はどうやって悪霊を払うか?
(二)^ 岡田茂吉による1951年9月26日発表の論説文﹁浄霊の発明的価値﹂内冒頭に、﹁浄霊という言葉は、歴史上今日までなかった事は言うまでもない﹂と記載されている。また、世界救世教発行の書籍﹁景仰﹂内には、﹁おまえたちは常平生“浄霊”“浄霊”と言って、なんの不審なく使っているが、この浄霊なんて熟語は、どんな辞書を見たって載ってないよ﹂と岡田茂吉が発言した旨が掲載されている。
(三)^ 決定版 日本と世界の宗教 242P
外部リンク・参考文献[編集]
- 世界救世教いづのめ教団
- “霊能者はどうやって悪霊を払うか?”. 丹波哲郎の霊界サロン. 2012年9月29日閲覧。