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勘違い騎士道事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最高裁判所判例
事件名 傷害致死被告事件
事件番号 昭和59(あ)1699
1987年(昭和62年)3月26日
判例集 刑集41巻2号182頁
裁判要旨
  1. 空手三段の在日外国人が、酩酊した甲女とこれをなだめていた乙男とが揉み合ううち甲女が尻もちをついたのを目撃して、甲女が乙男から暴行を受けているものと誤解し、甲女を助けるべく両者の間に割って入ったところ、乙男が防衛のため両こぶしを胸に前辺りに上げたのを自分に殴りかかってくるものと誤信し、自己及び甲女の身体を防衛しようと考え、とっさに空手技の回し蹴りを乙男の顔面付近に当て、同人を路上に転倒させ、その結果後日死亡するに至らせた行為は、誤信にかかる急迫不正の侵害に対する防衛手段として相当性を逸脱し、誤想過剰防衛に当たる。
第一小法廷
裁判長 角田禮次郎
陪席裁判官 高島益郎 大内恒夫 佐藤哲郎 四ツ谷巌
意見
多数意見 全員一致
意見 なし
反対意見 なし
参照法条
刑法36条,刑法38条,刑法205条1項
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姿 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]