勾金村
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まがりかねむら 勾金村 | |
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廃止日 | 1956年9月30日 |
廃止理由 |
新設合併 香春町、勾金村、採銅所村 → 香春町 |
現在の自治体 | 田川郡香春町 |
廃止時点のデータ | |
国 |
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地方 | 九州地方 |
都道府県 | 福岡県 |
郡 | 田川郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
10,131人 (『角川日本地名大辞典 40 福岡県』1241頁、1955年) |
隣接自治体 | 採銅所村、香春町、田川市、勾金村、大任村、赤村、京都郡犀川町・勝山町 |
勾金村役場 | |
所在地 | 福岡県田川郡勾金村高野 |
ウィキプロジェクト |
勾金村︵まがりかねむら︶は、福岡県田川郡にあった村。現在の田川郡香春町の一部。
地理[編集]
遠賀川の支流、金辺川、呉川、御祓川の流域に位置していた[1]。歴史[編集]
沿革[編集]
●1889年︵明治22年︶4月1日 - 町村制の施行により、田川郡高野村、鏡山村、中津原村、柿下村が合併して村制施行し、勾金村が発足[1][2]。 ●1936年︵昭和11年︶- 勾金村信用購買販売利用組合設立。1948年、勾金村農業協同組合に改組[1]。 ●1938年︵昭和13年︶- 香春駅郵便局開設。1943年、勾金郵便局に改称[1]。 ●1956年︵昭和31年︶9月30日 - 田川郡香春町、採銅所村と合併し、香春町が存続して廃止[1][2]。地名の由来[編集]
旧村の高野村、中津原村、柿下村が、かつて宇佐神宮の荘園・勾金荘であったため[1]。産業[編集]
主要産業は米・麦などの農業、林業、石炭採掘[1]。中小規模の炭田が多く繁栄したが、1960年代に衰退に向かった[1]。交通[編集]
鉄道[編集]
●1895年︵明治28年︶- 豊州鉄道︵現平成筑豊鉄道田川線︶行橋 - 伊田間開通。香春駅︵現勾金駅︶開設[1]。 ●1911年︵明治44年︶- 小倉鉄道 上香春 - 添田間 軽便鉄道開通[1] ●1915年︵大正4年︶- 小倉鉄道︵現日田彦山線︶東小倉 - 添田間開通。上香春駅開設。1943年、香春駅に改称[1]。道路[編集]
●1890年︵明治23年︶- 仲哀隧道開通[1]教育[編集]
●1909年︵明治42年︶- 郡立田川農林学校開校。1917年、県立移管[1]。 ●1917年︵大正6年︶- 郡立田川中学校開校。1919年、県立移管︵現福岡県立田川高等学校︶[1]。脚注[編集]
参考文献[編集]
- 角川日本地名大辞典 40 福岡県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。