北総事件
表示
北総事件︵ほくそうじけん︶とは、朝鮮民主主義人民共和国によるスパイ事件[1][2][3]。1974年︵昭和49年︶6月26日、警視庁摘発︵検挙︶[1][2][3]。検挙された北朝鮮工作員の孔泳淳は、1952年︵昭和27年︶の﹁民団幹部宅焼打事件﹂の首謀者として逮捕され、保釈中に逃亡した人物である[2][3]。孔は在日米軍情報の収集のほか、1973年︵昭和48年︶、他人名義の日本国旅券を不正に入手して北朝鮮に渡り、工作員訓練を受けたのち大韓民国に入国して韓国在住の親族らに工作活動を行った[2][3]。