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十二天

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12西西西[1]

起源


西西西[1]

一覧

漢名 読み 梵名 読み 種子 方角
帝釈天 たいしゃくてん Indra インドラ ī イー
火天 かてん Agni アグニ a ア
東南
焔摩天 えんまてん Yama ヤマ yaṃ エン
羅刹天 らせつてん Rākṣasa / Nirṛti ラークシャサ / ニルリティ nṛ ニリ
西南
水天 すいてん Varuṇa ヴァルナ va バ
西
風天 ふうてん Vāyu ヴァーユ vā バー
西北
毘沙門天 びしゃもんてん Vaiśravaṇa ヴァイシュラヴァナ vai バイ
伊舎那天 いざなてん Īśāna イシャーナ i イ
東北
梵天 ぼんてん Brahmā ブラフマー bra ボラ
天(
地天 じてん pṛthivī プリティヴィー pṛ ピリ
日天 にってん Sūrya / Āditya スーリヤ / アーディティヤ ā アー
月天 がってん Candra チャンドラ ca シャ

四方を司る四天のうち、四天王との一致は北の毘沙門天(四天王としては多聞天)のみである。

日天スーリヤと月天チャンドラは、天体を司る九曜にも現れる。

日本における作例

水天像(部分)京都国立博物館蔵(東寺旧蔵) 1127年
十二天像火天図(江戸時代、英一蝶・画)

9



2, 1127

西9西

使

使




画像

京都国立博物館本十二天像(平安時代後期、国宝、東寺旧蔵)

脚注

  1. ^ a b 児玉義隆『印と梵字ご利益・功徳事典』学研パブリッシングpp256、2009、ISBN 9784054041875

関連項目

外部リンク