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四重極イオントラップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
四重極イオントラップの模式図
実際の電極は双曲面になる

四重極イオントラップ(しじゅうきょくイオントラップ、QIT: quadrupole ion trap)とは、イオントラップの形式で開発者であるヴォルフガング・パウルに由来してパウル・トラップとも称される。

概要

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195019601989

End-CapRingEnd-Cap433-Dimentional Quadrupole Ion Trap: 3-D QIT [1]

End-CapQITEnd-CapQITEnd-CapRing(m/z)[1]

10-610-1Pa[1]1QIT End-Cap Ring 10kHz1MHzRingRingEnd-CapRingRing[1]

 QIT() QITQIT (10-4 10-2Pa) QIT[1]QIT QITEnd-Cap180[1]

30

特徴

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  • QITではRing電極に印加できる高周波の周波数を超えるのでH+Li+イオンのような共振周波数が極めて高い軽元素では電極表面に衝突したりするために、長時間の捕捉が不可能。(Low Mass Cut-Off)[1]

脚注

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