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坂下たけとも︵さかした たけとも、1968年3月8日 - ︶は、日本のギタリスト。北海道稚内市出身。
1990年代始めにギタリスト・音楽プロデューサーの土方隆行に師事しローディーを6年間務める。
土方がサウンド・プロデュースする﹁Dragon Ash﹂や﹁黒夢﹂のサポート・メンバーとして活動する傍ら、レコーディング・セッションで出会ったドラマー・音楽プロデューサーの平出悟と意気投合しバンド﹁TRANS﹂を結成。
1999年、黒夢の清春が率いる﹁SADS﹂に結成メンバーとして参加。
﹁Tower﹂などを経て、2004年に﹁The DUST'N'BONEZ﹂のボーカルである森重樹一に誘われ、正式メンバーとなる。
森重脱退後は﹁BAD SiX BABiES﹂に参加、 2014年に14年ぶりに活動再開したひぐちしょうことゴンガーシホのバンド﹁MUCH-YO﹂のサポートギターとしても活動。
2015年6月21日、坂下丈朋(G)、伊丹谷良介(Vo)、満園英二(Dr)、michiaki(Ba、Ra:IN)でライブを行い満園英二と5年ぶりの再会を果たす。同年8月に﹁THE SLUT BANKS﹂にギタリスト・参代目ACE DRIVERとして加入、暴走バンクス名義でのライブを中心に活動中。
メインギターはギブソン・ES-335系。黒夢時代やSADSの初期など一時期はレスポールタイプのギターを使っていた事もあるが、ES-335に落ち着いた。また、アンプはマーシャルを使用する。レコーディングではメサブギー(MESA BOOGIE)を使用する場合もある。
ロックバンド﹁キッス﹂を敬愛する。日本公演の際には会場に足を運び、キッスのTシャツを着た写真が雑誌等に掲載された事もある。SADSでは公演の合間に坂下本人のギターボーカルで﹁DEUCE﹂や﹁Parasite﹂のカヴァーを披露していた。
外見上のスタイルはバックヤード・ベイビーズで活躍するギタリストのドレゲンをモチーフにしている。特に、2003年頃のSADSでの姿はそれが如実に表れている。