大学学科能力測験
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大学学科能力測験 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 大學學科能力測驗 |
簡体字: | 大学学科能力测验 |
拼音: | Dàxué Xuékē Nénglì Cèyàn |
注音符号: | ㄉㄚˋ ㄒㄩㄝˊ ㄒㄩㄝˊ ㄎㄜ ㄋㄥˊ ㄌ|ˋ ㄘㄜˋ|ㄢˋ |
発音: | ダーシュエ シュエコー ノンリー ツーイェン |
大学学科能力測験︵だいがくがっかのうりょくそっけん︶、略称学測は、台湾で実施されている試験制度。高中生の大学進学に必要な基礎学力を備えているかを試験する大学入試システムの一種である。財團法人大學入學考試中心︵大考中心︶が試験を実施し、受験資格は台湾の高中3年生、卒業生或いは同等の学力を有す者となっている。願書は11月に提出し、1月末から2月初めにかけて試験が実施される。
過去は﹁聯考﹂と称される統一入試が実施されていたが、台湾の大学入試多元化政策により学測制度が施行された。その特色は学測で志願者の基礎学力を測定し、一定の成績以上の志願者が﹁大学甄選入学﹂或いは﹁大学考試分発入学﹂試験を受験できるシステムとなっている。
受験費用は団体申請︵学校単位など︶の場合950NTD、個人申請の場合は1000NTDとなり、低所得家庭の子女は受験料が免除される。
2009年から、新学習指導要領の実施に伴い、社会科の内容が変り、現代社会と三民主義が無くなり公民と社会に変わった。
沿革[編集]
最初の学測は1994年︵民国83年︶である。試験目標[編集]
学測は大学入試の第一段階であり、その試験目標は下記の4点とされる。 (一)高中の基礎学力と知識の有無 (二)大学教育を受ける基礎知識の有無 (三)学業内容と生活との結合、或いは多分野知識の結合を計る (四)理解力及び応用力の確認試験科目[編集]
現在学測の試験科目は下記の通りである。 (一)国語 (二)英語 (三)数学 (四)社会︵歴史、地理、公民と社会︶ (五)理科︵物理、化学、生物、地学︶2009年から、新学習指導要領の実施に伴い、社会科の内容が変り、現代社会と三民主義が無くなり公民と社会に変わった。
出題範囲と試験時間[編集]
科目 | 範囲 | 試験時間 |
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国語 | 高一国語、高二国語 | 120分 |
英語 | 高一英語、高二英語 | 100分 |
数学 | 高一数学、高二数学 | |
社会 | 高一歴史、地理、公民と社会 | |
高二歴史、地理、公民と社会 | ||
理科 | 高一基礎物理、基礎化学、基礎生物、基礎地学 | |
高二物理、化学、生物、地学 |
- マークシート方式が基本であるが、国語と英語は記述式が採用されている
- 社会と理科に関しては高一内容に関しては必須、高二内容に関しては選択
得点計算方式[編集]
台湾の教育 |
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教育段階 |
教育史 |
学測は、受験生を0.1点の単位で点数付けを行うものではないため、点数をそのまま成績とする方式ではなく、各科目を15段階︵級︶に区分する﹁級分制﹂を採用している。学測は5教科あるため、全体としては最高で75段階の評価となる。定義として、まず得点が0点の者が0級分となる。言い換えれば、1点でも取得すれば0級分にはならないことになる。1点以上の点数の級への換算は、まず上位1%の受験生︵小数点以下切り上げ︶の平均点数を15で割り︵小数点以下第3位を四捨五入︶、この点数を各級の幅と定義する。前述の通り、まず0点の者を0級とし、以降は先ほど求めた級の幅ごとに1級分、2級分と定め、最高を15級分とする。