宮内庁管理部
管理部︵かんりぶ︶は、宮内庁の内部部局のひとつ。宮内庁が所有する施設の管理を担当している。
宮内庁全体の組織管理は長官官房が担っている。
事務[編集]
指定職5号俸の管理部長を長とし[1]、皇居とその内部にある吹上御苑と皇居東御苑︵国民公園の皇居外苑は除く︶、御用邸、御料車などに関わる管理事務を行う。 車馬課の自動車班には資格を持った職員が所属しており、御料車の整備や車検は外部に委託せず庁内の整備工場︵関東運輸局東京運輸支局管轄︶で行っている[2]。組織[編集]
●管理課 ●工務課 ●庭園課 ●大膳課 ●車馬課 ●宮殿管理官 ●那須御用邸管理事務所 ●須崎御用邸管理事務所 ●葉山御用邸管理事務所 ●皇居東御苑管理事務所著名な職員[編集]
●秋山徳蔵 - 元宮内省および宮内庁主厨長。大正天皇、昭和天皇に仕えた。﹃天皇の料理番﹄で知られる。 ●谷部金次郎 - 元大膳課和食担当。昭和天皇に仕えた。 ●渡辺誠 - 元大膳課厨司。西洋料理担当。皇太子徳仁親王に主厨として仕えた。出典[編集]
- ^ 指定職俸給表の適用を受ける職員の号俸の定め並びに職務の級の定数の設定及び改定に関する意見の申出 (PDF) 人事院
- ^ 「即位パレード・御料車の不思議なナンバー「皇10」の意味とは?」『デイリー新潮』新潮社、2019年10月24日。2019年10月24日閲覧。
