川添大嗣
表示
川添 大嗣︵かわぞえ ひろつぐ、1991年 - ︶は、日本の音楽プロデューサー、デザイナー。V3株式会社代表取締役[1]。
人物[編集]
父は、荒井由実︵松任谷由実︶やYMOといった社会現象となるアーティストを手掛けた音楽プロデューサーの川添象郎。母は、バブルの象徴であり、伝説と称される川添明子。祖父は、東京飯倉︵現‥港区麻布台︶にあるイタリアンレストラン﹁キャンティ﹂を創業した川添浩史。祖母はピアニストの原智恵子[2][3][4]。 曽祖父は、鈴木経勲と共に日本で初めて南洋群島を探検し、日活の前身・日本活動フィルムの初代社長となる後藤猛太郎。高祖父は、明治の元勲、後藤象二郎[2][3][4]。 学生の頃より、父である川添象郎の元でプロデューサーとしての修行を積み、国内外の数多くのプロジェクトに参画[5]。2011年﹁第53回輝く日本レコード大賞﹂作詞賞を受賞したふくい舞の﹁いくたびの櫻~アコースティックVer.﹂では、ギターを演奏している[6]。 父、川添象郎の元で修行をしていた泉志谷忠和と共に、2014年に日本初となるゲーム音楽の交響楽団JAGMOを創設[7]。プロデュースを手掛けた公演は満員となり、シリーズ化が決まる[8]。当時のJAGMOのデザインディレクターには、コンセプターで慶應義塾大学教授の坂井直樹が就任している[9]。その後、多数の国内公演、国際公演が成功し、2016年にNHKでゲーム音楽オーケストラの特別番組が放送された[10]。 林真理子の小説﹁アッコちゃんの時代﹂は、バブルの象徴である母、川添明子を題材に執筆され、川添大嗣が誕生するまでの軌跡が描かれている[11]。2022年のNHKスペシャル﹁東京ブラックホールIII 1989-1990 魅惑と罪のバブルの宮殿﹂に、父、川添象郎、母、川添明子が揃って出演し、バブル時代の﹁伝説﹂と称された[12]。主な作品[編集]
JAGMO[7] ●公演﹃THE LEGEND OF RPG - でんせつ の めいきょく おんがくかい﹄︵2014年、プロデューサー︶ ふくい舞[6] ●楽曲﹃いくたびの櫻~アコースティックVer.﹄︵2011年、ギター演奏︶ 竹渕慶[13]
●アルバム﹃舞花~my flower~﹄︵2013年、ジャケットデザイン︶