春日井製菓相生
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種類 | 消滅した株式会社 (日本) |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒678-0041 兵庫県相生市相生5377-12[1] |
本店所在地 |
〒451-0062 愛知県名古屋市西区花の木1丁目3番14号 |
設立 | 2017年(平成29年)9月 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4180001129437 |
代表者 | 春日井 康仁(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 1000万円 |
純利益 | ▲2億4747万4000円(2018年12月31日時点)[2] |
総資産 | 28億2415万4000円(2018年12月31日時点)[2] |
主要株主 | 春日井製菓(株) 100% |
特記事項:※ 2019年(令和元年)12月29日に春日井製菓へ吸収合併され解散。 |
春日井製菓相生株式会社︵かすがいせいかあいおい︶は、かつて存在した日本の製菓メーカーである。春日井製菓株式会社の子会社で、主に﹁キシリクリスタル﹂を製造していた。
本稿では、前身である三星食品、モンデリーズ傘下となり、2013年︵平成25年︶11月にモンデリーズ・ジャパンへ吸収合併されたモンデリーズ三星についても記述する。
会社概要[編集]
﹁テイカロ﹂ブランド名で知られるキャンディメーカーで、ブランド名の由来は低カロリーを謳うシュガーレスキャンディに因む。﹁キシリクリスタル﹂のヒットによりキャンディ市場で躍進し、キャドバリー︵現・モンデリーズ・インターナショナル︶による買収後は全商品テイカロブランド表記の時期もあった。買収前の企業スローガンは﹁お客さま第一をモットーに、おいしさ+αの追求﹂であった。 春日井製菓は2017年︵平成29年︶9月に、﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売権の譲受に先立ち、春日井製菓相生株式会社を設立[3]。同年12月に﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売権を譲受し、2018年︵平成30年︶2月に春日井製菓ブランドによる﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売を開始した。なお、本社所在地は兵庫県相生市に、本店所在地は春日井製菓と同じ愛知県名古屋市西区に置かれる。 2019年︵令和元年︶12月29日に親会社である春日井製菓へ吸収合併され解散した。工場は春日井製菓相生工場となった。沿革[編集]
三星食品・モンデリーズ三星[編集]
●1951年︵昭和26年︶1月27日 - 三星食品株式会社を創業しカバヤなどの菓子を下請け生産する。 ●1976年︵昭和51年︶ - 自社ブランドでキャンデーを発売する。 ●1981年︵昭和56年︶ - シュガーレスキャンデー﹁テイカロ﹂を発売する。 ●1996年︵平成8年︶ - 業績不振から林原︵現・ナガセヴィータ︶の支援を受けて子会社になる。 ●2001年︵平成13年︶ - 業界初のキシリトールを挟む三層ハードキャンディ﹁キシリクリスタル﹂を発売する。 ●2004年︵平成16年︶ - 大阪証券取引市場ヘラクレスへ上場︵証券コード‥2227︶して林原から独立する。 ●2007年︵平成19年︶ ●6月18日 - 英﹁キャドバリー・シュウェップス﹂が完全子会社化を発表して投資子会社﹁キャドバリー・インベストメンツ・ジャパン﹂を通じて友好的株式公開買付けを実施する。 ●7月20日 - 株式公開買付け成立により﹁キャドバリー・インベストメンツ・ジャパン﹂が議決権ベースで全株式の96.08%を取得し、三星食品を連結子会社化する。 ●10月28日 - 大証ヘラクレス上場廃止する。 ●11月27日 - ﹁キャドバリー・インベストメンツ・ジャパン﹂の完全子会社になる。 ●2008年︵平成20年︶ ●1月16日 - 製造を除く全業務を﹁キャドバリー・ジャパン﹂へ統合し、三星食品はキャドバリーの製造子会社として﹁テイカロ﹂シリーズなどの製造に特化する。 ●3月31日 - 東京を除く全営業所閉鎖し、たつの市物流センター業務を終了[4]する。 ●4月1日 - 本社を姫路市から製造拠点の相生市へ移転し製造子会社になり、商品販売元表記を﹁キャドバリー・ジャパン﹂へ変更[5]する。コーポレートサイトを閉鎖して﹁キャドバリー・ジャパン﹂トップページへ転送設定される。 ●6月30日 - 研究開発機能除き姫路本社は営業終了し、東京営業所とたつの市物流センターを閉鎖する。 ●9月8日 - ウエンツ瑛士らをテレビCMに起用して全面刷新し、製品パッケージ表記を﹁販売者‥キャドバリー・ジャパン株式会社﹂単独記載へ変更する。 ●12月 - 研究開発機能を﹁キャドバリー・ジャパンR&Dセンター[6]﹂へ統合して姫路本社閉鎖し、業務統合を完了する。 ●2010年︵平成22年︶4月 - 米国﹁クラフトフーヅ﹂のキャドバリー買収に伴い、﹁クラフトフーヅ﹂傘下になる。 ●2011年︵平成23年︶1月 - 製品パッケージ表記を﹁販売者‥日本クラフトフーズ株式会社﹂へ変更する。 ●2013年︵平成25年︶ ●7月 - 日本法人﹁日本クラフトフーズ﹂の﹁モンデリーズ・ジャパン﹂商号変更に伴い、商号を﹁モンデリーズ三星﹂へ、製品パッケージ表記を﹁販売者‥モンデリーズ・ジャパン株式会社﹂へ変更する。 ●11月1日 - モンデリーズ・ジャパンと合併し、モンデリーズ三星は解散[7]。春日井製菓相生[編集]
●2017年︵平成29年︶ ●9月 - 愛知県名古屋市に本社を置く春日井製菓が、モンデリーズ・ジャパンより﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売権の取得に先立ち、事業を譲受する新会社として、春日井製菓相生株式会社を設立。 ●10月12日 - 春日井製菓が、モンデリーズ・ジャパンより﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売権を取得することで合意[8]。 ●12月 春日井製菓が、モンデリーズ・ジャパンより﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売権を取得。 ●2018年︵平成30年︶2月 - 春日井製菓が﹁キシリクリスタル﹂の製造・販売を開始。 ●2019年︵令和元年︶12月 - 春日井製菓へ吸収合併され、春日井製菓相生は解散。主な商品[編集]
●キシリクリスタルシリーズ ●クリアインフルーツのど飴 ●他各種シュガーレスキャンディ脚注[編集]
(一)^ ab相生商工会議所報 商工通信あいおい298号相生商工会議所 2018年5月10日
(二)^ ab春日井製菓相生株式会社 第2期決算公告
(三)^ 春日井製菓相生株式会社国税庁法人番号公表サイト
(四)^ 返品対応は6月30日まで継続。
(五)^ 製造者表記は﹁三星食品株式会社﹂で変更されていない。
(六)^ かながわサイエンスパーク所在
(七)^ “﹁モンデリーズ・ジャパン株式会社﹂と﹁モンデリーズ三星株式会社﹂が合併”. モンデリーズ・ジャパン (2013年10月1日). 2013年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月20日閲覧。
(八)^ “お知らせ 春日井製菓 2017年10月12日” (PDF) (2018年1月11日). 2017年10月12日閲覧。