出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "晦日" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年8月) |
晦日︵みそか、つごもり、かいじつ︶は、太陰太陽暦の暦法である中国暦、和暦の毎月の最終日のことである。具体的には、小の月では29日、大の月では30日となる。翌月の朔日の前日となる。
月相を表す弦・望・晦・朔に由来するもので、﹁朔﹂が月が現れることを意味するのに対し、﹁晦﹂は月が隠れることを意味する。
三十日、みそか、つごもり[編集]
三十日に晦日の当て字や訓読みをするようになった所以は、満月の中旬以降、月が徐々に見えなくなっていくことにある。また晦のつごもりは﹁月隠り︵つきごもり︶﹂が転じ、晦は月相の意味とされる。
みそかは本来、﹁三十日﹂の古い表現︵ふつか、みっか、…と続く先にある言葉︶だが、実際の日付にかかわらず月の最終日を指す。みそかが29日を指す月には30日は存在しないので、混乱が起こることはない。
現在でも三十日と表記しみそかと呼ぶことが多い。三十日蕎麦︵みそかそば︶、関西ではつごもりそば。三十日払い︵みそかばらい︶など。
大晦日・小晦日[編集]
一年で最後の晦日、つまり最後の日を﹁大晦日︵おおみそか、おおつごもり︶﹂という。これは通常は十二月晦日、閏年でしかも閏月が閏十二月のときは、閏十二月晦日である。現在ではグレゴリオ暦の12月31日を指す。
対して大晦日の前日を﹁小晦日︵こつごもり︶﹂という。これは旧暦の十二月二十九日︵閏十二月二十九日︶、現在のグレゴリオ暦では12月30日を指す。
|
---|
- 1:朔(さく)/新月(しんげつ)
- 2:既朔(きさく)
- 3:三日月(みかづき)
- 7/8:上弦(じょうげん)
|
|
- 13:十三夜(じゅうさんや)
- 14:小望月(こもちづき)/幾望(きぼう)
- 15:望(ぼう)/満月(まんげつ)/望月(もちづき)
|
- 16:十六夜(いざよい)/既望(きぼう)
- 17:立待月(たちまちづき)
- 18:居待月(いまちづき)
|
- 19:寝待月(ねまちづき)/臥待月(ふしまちづき)
- 20:更待月(ふけまちづき)
- 22/23:下弦(かげん)
- 29/30:晦(つごもり)
|