森田隆之
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森田 隆之︵もりた たかゆき、1960年2月5日[1] - ︶は、日本の実業家。
日本電気 (NEC) 取締役代表執行役社長兼CEO。大阪府出身[1]。
来歴[編集]
1983年に東京大学法学部を卒業後、日本電気に入社した[1]。 入社後は海外関係部門に長く在籍し、1990年のシーメンスの私設交換機事業を皮切りにM&Aを多く手がけ、パソコン事業のレノボとの合弁化や、半導体事業[注釈 1]のルネサステクノロジとの合弁化といった基幹事業の再編にもかかわった[2]。 2006年に執行役員となり、2011年執行役員常務に昇格し、不採算事業再建にも関与した[2]。海外事業の責任者だった森田は、当時の社内について﹁ひどい状態で大変でしたよ。組織が疲弊していました。﹂﹁組織としてバラバラでした﹂と社長就任後の2023年に述べている[3]。 2016年からCGO︵チーフ・グローバル・オフィサー︶を兼務して積極的なM&A戦略の執行を担った[2]。 2018年4月に代表取締役執行役員副社長に就任、同年6月からはCFOを兼務した[2]。 2021年4月に代表取締役執行役員社長兼CEOに就任した[4]。森田は日本電気では22年ぶりの文系出身の社長である[2][注釈 2]。 2023年6月、日本電気は指名委員会等設置会社に移行し[5]、森田の役職は取締役代表執行役社長兼CEOとなった[6]。脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 当時のNECエレクトロニクス。
- ^ 森田の前の文系出身社長は西垣浩司。
出典[編集]
(一)^ abc“NEC次期社長の森田隆之氏が会見、﹁R&Dやエンジニアリングの力を稼ぐ力へ変えていく﹂”. クラウド Watch. 株式会社インプレス (2020年12月1日). 2022年2月5日閲覧。
(二)^ abcde大河原克之 (2020年12月3日). “業界人の︽ことば︾から 第416回 NECに22年ぶり文系出身社長誕生、異例と考えられる背景は?” 2023年7月13日閲覧。
(三)^ 磯貝高行﹁﹁やっと1つの会社に﹂ 森田社長が語る、NECの復活と未来﹂ - 日経ビジネス︵2023年6月2日︶2023年7月13日閲覧。
(四)^ “代表取締役 執行役員副社長 兼 CFO 森田 隆之のプロフィール: 役員”. 日本電気︵会社概要︶. 2022年2月5日閲覧。
(五)^ “株主総会/NEC、統治強化・スピード向上 指名委等設置会社に移行”. 日刊工業新聞. (2023年6月23日) 2023年7月11日閲覧。
(六)^ 森田 隆之のプロフィール - 日本電気︵役員︶2023年7月13日閲覧。
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