橋本善次郎
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橋本 善次郎︵はしもと ぜんじろう[1]、1917年 - 1990年[2]︶は探偵公論社の編集者兼経営者。江戸川乱歩等による連作小説﹃江川蘭子﹄や、探偵小説雑誌などを編集・発行した。日本推理作家協会所属[2]。
中央大学・専修大学卒[2]。
本業は会計士。江戸川乱歩によれば、﹁戦前の﹁ぷろふいる﹂の寄稿家で、古い探偵ファン﹂であり、﹁面白い風格の人で作家たちにも敬愛されていた﹂という[3]。
1947年︵昭和22年︶4月に探偵公論社から﹃真珠﹄を創刊するが、1948年︵昭和23年︶8月発行の第7号で廃刊[4][5]。1949年︵昭和24年︶1月に真珠文庫社から﹃探偵趣味﹄を創刊するが、1号限りで廃刊[6][1][7]。このほか、探偵公論社からは﹃殺人迷路﹄﹃江川蘭子﹄などの探偵小説本も刊行した[8]。その後、会計事務所を開業する[2]。