水系
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概要
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雨や雪が流れ込む範囲を流域、もしくは集水域と呼ぶ[2][3]。同じ流域内にある本川・支川・派川、およびこれらに関連する湖沼を含めて﹁水系﹂という[2][4]。流域の境目は分水界︵山の場合は分水嶺︶と呼ぶ[3]。
水系は国が管理する一級水系と、都道府県が管理する二級水系に大別できる[1]。一級水系に含まれる川は一級河川・準用河川・普通河川、二級水系に含まれる川は二級河川・準用河川・普通河川である[2]。一級水系、二級水系以外の水系は単独水系と呼ばれ、準用河川・普通河川から成る[2]。
地理学的分類
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水系は、その形状などから次のように地理学的に分類される[独自研究?]。
●枝状水系 - 世界中で一般的に見られる形態。本流と支流が樹枝のような形状のもの[独自研究?]。
●平行水系 - 急斜面に見られる形態。急斜面上で水流が直線状となり、隣接する水系と平行関係をとるもの。山脈地帯に多く見られる[独自研究?]。
●格子状水系 - 地質的に強い構造上の力を受けている地域に見られる形態。放射状水系上空から見ると車輪のスポーク状となるもの。円錐形の火山などで見られる[独自研究?]。
●方形状水系 - 断層地帯で形成される水系形状[独自研究?]。
●環状水系 - 盆地の中央部で形成される環状の水系形状[独自研究?]。
●乱状水系 - 最終氷期に形成されたカナダの湖沼地帯のように、明確な分水界もなく、湖沼が乱雑に存在するような水系形状[独自研究?]。
脚注
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(一)^ ab“河川用語 | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局”. www.ktr.mlit.go.jp. 2021年8月20日閲覧。
(二)^ abcd“気象庁|予報用語 河川、洪水、大雨浸水、地面現象に関する用語”. www.jma.go.jp. 2021年8月20日閲覧。
(三)^ ab“河川用語集~川のことば~”. www.nilim.go.jp. 2021年8月20日閲覧。
(四)^ “河川用語解説集”. 円山川流域委員会庶務. 2021年8月閲覧。