コンテンツにスキップ

波動砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



[ 1]2199

凡例

[編集]

本記事は文中に作品名が多く登場するため、冒頭の本節に便宜上のシリーズ名および作品略称をあらかじめ明記する。

全シリーズ共通の諸設定・描写

[編集]

ヤマトの外宇宙航行機関かつメインエンジンである波動エンジンの出力を利用した艦砲。艦載砲というよりは艦自体を巨大砲身とするという砲撃システムであり、照準も艦自体の姿勢制御をもって行う。ゆえに第一艦橋にある波動砲射手席は砲(=艦体)の軸線と一致しており[注 2]、発射準備に入ると航海長から波動砲射手に操艦が移譲される(基本的には波動砲トリガーに操艦機能が備わっている描写だが、『ヤマト』における浮遊大陸のシーンのみ操縦桿がそのまま渡されたような描写になっていた)。艦首方向から眺めた波動砲の発射口の奥は、通常はレンズ絞り状のシールドで閉鎖されており、砲本体は見えない。

設定誕生の経緯

[編集]



6[1][2]

西[3][4]

劇中での描かれ方

[編集]

5使7使使使使1

2202[5]

波動砲の観点からの作品評価

[編集]

1使使26使[6]使使[ 3]使1[6]

2199便[8]

原作アニメシリーズにおける設定

[編集]

使1[9]使3



120100III11150 100使17使

[ 4][10]

使


発射シークエンス

[編集]

[11]



調

 調10姿



5

防御方法

[編集]

[ 5]26使III15

III25

種類

[編集]

ヤマト以外にも波動エンジンや波動砲を搭載する艦船が複数登場し、波動砲にもバリエーションが生まれている。

波動砲(収束波動砲) / 新波動砲

[編集]

PS

[ 6]使[ 7]

使

拡散波動砲

[編集]

2

221



[13][ 8]

拡大波動砲

[編集]

『完結編』で、地球艦隊の戦艦・巡洋艦に装備されている波動砲。「拡大」という名称ではあるが、劇中の描写では直線的な軌跡となっており、ヤマトの波動砲との違いは不明である。

艦隊の一斉発射をディンギル艦隊の小ワープによってあっさり回避されたため、具体的な威力は不明。

トランジッション波動砲

[編集]

66[14]60[14]

6166使

199466

デスラー砲 / ハイパーデスラー砲

[編集]

ガミラス軍が保有する波動砲と同原理と推定されている艦載兵器。

『YAMATO2520』における設定

[編集]

姿



18YAMATO[ 9]23使[ 10][15]


『新宇宙戦艦ヤマト』における設定

[編集]

1000西3199[16][17]




リメイクアニメシリーズにおける設定

[編集]



[18]

劇中での描写(リメイクアニメ)

[編集]



21991519

219924使

2202

13使1[19]

種類(リメイクアニメ)

[編集]

収束波動砲(リメイクアニメ)

[編集]

219922022202

219918220217220213[ 11]

II

22025

拡散波動砲(リメイクアニメ)

[編集]

2202

[21][22]

2[23]2

使[24]

波動噴霧砲

[編集]

2202

[25][ 12][27]

[ 13][25]

[27]

  Vol.2120185

トランジット波動砲

[編集]

2202

[28]

使1

1822使CRS 2202 2423

[29][29]

ゲシュ=ダールバム

[編集]

21992202

=[ 14]


関連兵器・装備

[編集]

重力アンカー

[編集]

221992202姿

退[31]212

219918退[32]

ボルトヘッド・プライマー

[編集]



[33]

[34][34]

戦闘衛星

[編集]

2III



24使22

III42

波動カートリッジ弾

[編集]

『永遠に』『ヤマトIII』『完結編』に登場するヤマトの主砲のオプション弾。主砲のカートリッジに波動砲の100分の1の威力分の波動エネルギーを充填している。

波動爆雷

[編集]

『永遠に』『ヤマトIII』に登場するヤマトの兵装。波動エネルギーを充填した爆雷[35]

波動掘削弾

[編集]

22022205

[36][36]

[36]14使

17︿II[37]25[ 15]

22055

空間磁力メッキ

[編集]

『ヤマト』『ヤマトIII』に登場する対波動砲用の防御兵器。

ドリルミサイル

[編集]

『ヤマト』第21話・第22話に登場する対波動砲用兵器。ドメルが七色星団の決戦に際し、波動砲対策として新開発させたドリル状のミサイルで、波動砲口から侵入し、砲口を塞ぐと同時に内部から爆破する。

『2199』では「特殊削岩弾」の名称で登場し、対波動砲用兵器ではなく、民生掘削機械の転用品となっている。『実写版』でも同様に波動砲口を封じる兵器が登場している。

宇宙戦艦ヤマトシリーズ以外における波動砲および類似の兵器

[編集]

松本零士関連作品

[編集]

ニーベルングの指環

[編集]

西29641[39]

[ 16]11


松本零士999

[編集]

PlayStation999 Story of Galaxy Express 999

999[ 17]100調




銀河鉄道999

[編集]

漫画『銀河鉄道999』のエターナル編にて、移動性ブラックホールを破壊するために「999の世界につながる宇宙戦艦ヤマト」が発射する。

作中のメーテル曰く「(ヤマトの)見た目こそ初代のままではあるが、艦内部で途方もない改造を繰り返して初代とは比較にならない性能・兵装」からの波動砲であり、強力過ぎる威力故に改造後のヤマトも長期間に渡って波動砲を禁じ手としていたと説明されている。

同作には艦首の発射口周りの形状が異なる[注 18]宇宙戦艦ヤマトの「プロトタイプ」[40]、およびヤマトと同格の存在であり、宇宙戦艦ヤマト(厳密には戦艦大和)の4番艦である「超時空戦艦まほろば」も登場している。

その他作品

[編集]



R-TYPE

II使



[41]



SF使

62



V 使







Teran Behemoth Battlecruiser YAMATO GUN60753









ONE PIECE

2使使

Among Us

MODSuper New Roles

8

1220

脚注

[編集]

注釈

[編集]


(一)^  999 PERFECT BOOK20069ISBN 4-7966-5428-3p. 244

(二)^ 22029

(三)^ [7]

(四)^ 

(五)^ [12]

(六)^ 210III911

(七)^ 

(八)^ 221

(九)^ 1002503

(十)^ OVA3使

(11)^ [20]

(12)^ II[26]

(13)^ #

(14)^ [30]

(15)^ 使[38]使

(16)^ 5-6

(17)^ 西2979

(18)^ 

出典

[編集]


(一)^  2002ISBN 4-06-330181-8pp. 99-100

(二)^  31西 - 20041117 

(三)^  - (4/5). (). (20121218). https://www.excite.co.jp/news/article/E1355761977050/?p=4 2017517 

(四)^  Vol.4201512ISBN 978-4-19-730137-9p. 46

(五)^  20173 (No.573)20171p. 190

(六)^ abp. 062

(七)^ (2) ︿19948ISBN 978-4253170185pp. 289-323

(八)^ ""SF-2199  (2) SF"". (). (2014127). https://news.mynavi.jp/article/20141207-yamato2199/2 2017321 

(九)^ 5B

(十)^  No.2219996p. 13

(11)^ p. 016

(12)^ (1) ︿19948ISBN 978-4253170178p. 235

(13)^  2001ISBN 978-4-8124-0700-4p. 060

(14)^ ab Sheat21  OFFICIAL FACTFILE77p. 25

(15)^  Sheat25  OFFICIAL FACTFILE79p. 26

(16)^  2︿ 201011ISBN 978-4-09-122730-0pp. 159, 163

(17)^  2︿ 201011ISBN 978-4-09-122730-0p. 182

(18)^ 2202   20172p. 12

(19)^ 42202 . V-STORAGE (). (2018223). https://v-storage.bandaivisual.co.jp/talk/interview/84187/ 2018316 

(20)^ 2202    COMPLETE WORKSKADOKAWA20196ISBN 978-4-04-108341-3p. 109

(21)^ CHARACTER & MECHANIC 2202 . 2202  .  2202. 2017321

(22)^ G 2017 SPRING20173ISBN 978-4-575-46500-6p. 039

(23)^ 1/1000  20176

(24)^ 使

(25)^ ab2202 . GIGAZINE (OSA). (2019225). https://gigazine.net/news/20190225-yamato2202-junichiro-tamamori-interview/ 2019824 

(26)^ 20186252202320185259 

(27)^ ab2202   Vol.30(2019828)2019821 34334-08/28p. 10

(28)^  2202  III KADOKAWA︿2018525ISBN 978-4-04-106950-9pp. 190-193

(29)^ ab2202 BD&DVD520186BCXA-1208BCBA-482118

(30)^ 2199  [GARMILLAS]201311ISBN 978-4-8000-0193-1p. 261

(31)^  File02 Sheet01B   (1) OFFICIAL FACTFILE43p. 6

(32)^ 2199BD&DVD22013BCXA-0489BDBA-4320p. 02

(33)^  File06 Sheet01B    OFFICIAL FACTFILE52p. 6

(34)^ ab Sheat70  OFFICIAL FACTFILE31p. 24

(35)^  西198011p. 232

(36)^ abc2202   20181p. 19

(37)^ 2202   201811p. 17

(38)^ 2202    COMPLETE WORKSKADOKAWA20196ISBN 978-4-04-108341-3pp. 198, 204

(39)^  (2) ︿19989ISBN 4-10-603050-0 C0979pp. 134-137

(40)^ 999204 pp. 90-93︿2000111ISBN 9784091880208

(41)^ 3. .  . 2019824

参考文献

[編集]

 OFFICIAL FACTFILE2010 - 2011 

M.TAKEHARAM.DAgila 4020141211ISBN 978-4801900752