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神奈川県三浦市三崎町城ヶ島南岸、赤羽根海岸の海食崖。
海食崖︵かいしょくがい、英語: coastal cliff︶とは、海に面する山地や丘陵地や台地が、波浪による侵食によって形成された急崖、または急斜面。波食崖、海崖ともいう[1][2]。
風光明媚な観光地になることもあり、山陰海岸ユネスコジオパークでは複数の海食崖がジオサイトに選定されている[3]。急崖で比高が大きく、崖下は近づきにくいことも多くあるため、タイトルに﹁北リアス海岸﹂﹁越前海岸﹂など海岸の地名を冠して推理小説やサスペンスドラマでの事件現場に設定されることもある[4][5]。
(一)^ ﹃自然地理学事典﹄朝倉書店、2017年、276頁。
(二)^ ﹃地形の辞典﹄朝倉書店、2017年、73頁。
(三)^ “山陰海岸ジオパークで遊ぶ”. 山陰海岸ジオパーク推進協議会. 2024年7月18日閲覧。
(四)^ ﹃北リアス海岸殺人事件﹄光文社、1989年。
(五)^ ﹃越前海岸殺人事件﹄中公文庫、1996年。