渡辺葉子
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経歴[編集]
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福岡県北九州市にて開業医の一人娘として生まれる。明治学園中学校・高等学校卒業後、1976年東京芸術大学声楽科卒業。同年イタリア声楽コンコルソでミラノ大賞を受賞し、ミラノスカラ座附属研究所に留学。1978年トレヴィーゾで開かれたトティ・ダル・モンテ声楽コンクールで1位となり、同地でルッジェーロ・レオンカヴァッロの﹃道化師﹄のネッダ役でデビュー。以後、1984年にコヴェントガーデン王立歌劇場にプッチーニの﹃トゥーランドット﹄のリュー役でデビュー。1985年にはミラノ・スカラ座に同じくリュー役でデビュー。1986年にはメトロポリタン歌劇場にプッチーニの﹃蝶々夫人﹄の題名役でデビュー。1987年にはウィーン国立歌劇場にネッダ役でデビューなど、欧州を中心に世界的な活躍をした。
日本では、1985年に藤原歌劇団の﹃蝶々夫人﹄の題名役でデビュー。1999年12月の新国立劇場での﹃蝶々夫人﹄が最後の舞台であった。2004年ミラノにて癌由来の心不全により逝去。